中国と違って「教師の日」がない日本、その理由はシンプルだった=中国メディア

 中国で「教師の日」は「教師節」と呼ばれ、毎年9月10日と定められている。日本でも教師に感謝する日を制定しようとする動きは存在するものの、「教師の日」はあまり耳にする機会はないのが現状と言えるだろう。中国メディアの今日頭条は15日、中国と違って「日本に教師の日がないこと」を紹介する記事を掲載し、その理由は「非常にシンプルなものだった」と伝えている。

 中国で教師をしているという記事の中国人筆者は、2018年9月に学術交流の一環として日本の小学校を訪れる機会があったという。中国では9月10日が教師の日であることから、筆者が「好奇心から日本の教師の日はいつ、どのように祝うのか」と日本人教師に尋ねてみたところ、返ってきた答えは「日本には教師の日はない」というものだったと紹介した。

 中国では当たり前のように存在する「教師の日」が日本にないと知って、中国人筆者は少々面食らってしまったようだが、日本人教師との交流を通じて、日本に「教師の日」がない理由を知ったと紹介。それは日本の公立学校に勤める教師は「公務員」であり、日本全国どこの公立学校で勤務するとしても「良い待遇」を受けられるためであると伝え、難しい試験に合格する必要はあるものの、教師になってしまえば「終身雇用」が保証されているようなものであり、わざわざ「教師の日」を制定する必要がないのだと論じた。

 中国の「教師の日」については、決まった祝い方は存在しないようだが、政府や学校側が優秀な教師を表彰したり、ボーナスを支払ったり、日頃の苦労をねぎらった催し物が開催されたりするのが一般的だ。また、学生からは、日頃の感謝をしたためたカードや絵が送られることが多い。

 中国でも教師は比較的安定した職業ではあるものの、日本の教師のほうが待遇は良いと言えそうだ。それゆえ中国では年に1度の「教師の日」が設定され、意識的に教師に対して日頃の労をねぎらうことが行われているのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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