日本では「常識的な教育」でも、「中国にはない教育」と感心=中国メディア

 子どもを持つ親にとって「教育」は最も興味のある話題であり、その方向性や方法を悩む親も少なくない。中国メディアの今日頭条は13日、日本とフィンランドの教育理念について紹介する記事を掲載した。一番大切なのは幼稚園の教育だと主張している。

 記事はまず、日本では幼稚園からすでに多くのことを教えていると紹介。ほかの子どもと分け合うこと、自分の荷物は自分で片づけて自分で持つこと、食事の前には手を洗うこと、間違ったことをしたら謝ること、よく考えること、自然を観察することなど、いずれも常識的なことだが、中国にはない教育だと感心している。

 特に、2つの教育方針が優れているという。1つは「子どもたちのエネルギーを完全燃焼させること」。幼稚園で元気に走り回ったり大声を出したりして、子どもらしく元気に遊ばせていることを評価している。2つ目は「集団生活の中で秩序を学ばせていること」。そのため、日本の4、5歳の幼稚園児は、中国の小学1、2年生よりもずっと他人を思いやる気持ちがあり、集団意識が高いと称賛している。

 幼稚園から漢字や計算を学ばせて、宿題とテスト漬けの毎日になる中国とは全く異なっていると言っていいだろう。記事は、幸福度の高いフィンランドでも、日本と似たような教育方針を取っていて、低学年の頃はテストがないと紹介。学業よりも人格形成を重視していて、学歴や職業で差別されることもないので「大学に行かなくても世界の終わりにはならない」と伝えた。

 日本や西洋諸国の教育は、中国でも高く評価されているが、記事は表面を真似しているだけだと指摘している。設備の最新化、親の面接、英語教育などを真似するばかりで「何でもできる人」を養成し、「結局はメンツのためだ」と現在の中国式の教育を批判している。成績ばかり良くても、人格形成を後回しにしているなら本末転倒ということなのだろう。

 もちろん、日本やフィンランドの教育にも欠点があり、中国の教育にも参考になる点があるはずだ。子どもにより良い教育を受けさせるためには、他国の良い所を取り入れていく必要があるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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