日本ではリニア中央新幹線の開業に向け、建設工事や走行試験が進められているが、中国でもリニアモーターカーの開発が行われている。

 上海には市郊外と浦東空港を結ぶ上海トランスラピッドが存在するが、これはドイツから技術を導入して建設されたものであり、中国としては高速鉄道に続いて、リニアモーターカーについても自主開発を目指しているようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国の鉄道産業の競争力は日増しに強まっていると主張し、高速鉄道のみならずリニアモーターカーについても順調に研究開発が進んでいると伝えた。

 記事は、中国の国有企業であり、鉄道車両メーカーである中国中車が自ら設計・製造したリニアモーターカーのサンプル車両4両がこのほど、杭州国際博覧センターに運び込まれたと紹介。中国中車は最高時速600キロメートルの高速リニアモーターカーの開発に着手しており、「今回披露された車両はモック(模型)ではなく、本物の車両なのだ」と紹介した。

 続けて、広東省では広州市と深セン市をリニアモーターカーで結ぶ計画が存在することを紹介し、この計画の許可が下りれば、すみやかに建設が始まるだろうと主張。そして同路線が開業すれば「中国は高速鉄道分野と同じように、リニアモーターカーの分野でも強国となり、ドイツや日本を追い越すことになるはずだ」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)