日本の文化に関心を持つ外国人も少なくないが、あまりにも異なる習慣は初めて目にすると理解に苦しむことだろう。中国メディアの今日頭条は8日、「多くの外国人にとって馴染みのない日本の文化や習慣でも、中国人には理解し受け入れることができるものもある」と論じる記事を掲載した。

 日本には中国から伝えられた文化が数多く存在しているうえ、中国と同じように「漢字」が使われているため、日本は中国人にとって訪れやすい渡航先の1つとなっている。記事は、中国人は「他の国と比べると日本文化に共通点や親しみを感じやすい」ことを強調しつつ、具体的に日本のどのような文化や習慣が「馴染み深く、理解しやすい」と感じられるのかを紹介した。

 記事は日本の「土下座、正座、相槌を打つこと」などは、西洋の文化に見られないので、よほどの日本好きでなければ受け入れがたい文化や習慣であると指摘。しかし、茶道も元は中国から日本に伝えられた文化であるように、「正座は古代中国にあった姿勢であるため、現代中国人は正座はしないが、その意味は理解できる」と主張。また、恩義や礼儀を重んじる中国の文化からすると「土下座をし、相手に対して誠意を込めて深い謝罪の念を表す精神」も理解できるとした。

 また、仏教や儒教が根付く中国からすると、「仏壇や神棚が家や職場に置かれていることに違和感はなく、縁起担ぎのほか、厄除けや魔除けの意味を持つ盛り塩を見ても不可思議に感じる事もない」と伝えた。中国ではもちろん神棚は存在しないが、家やオフィスに「関羽」の像を祀っている人は多い。関羽は日本では「三国志の英雄」として知られているが、中国では「商売の神様」として信仰を集めている。

 日本には中国から伝来し、長きにわたって保存されてきた文化が数多くあるうえ、なかには日本の風土に根ざして変化したものあるゆえに、中国人にとって日本は文化的にも面白味と親しみを感じる国になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)