中国メディア・東方網は19日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界のサッカーリーグが中断するなか、日本のJリーグが「自らの真摯さにより、大きな判断を下した」とする記事を掲載した。

 記事は、日本サッカー協会が19日に今季のJリーグについて「昇格あり、降格なし」の制度を採用することを発表、今季はJ1、J2の降格はない一方で、J2、J3のクラブに昇格のチャンスを残すことになったと伝えた。

 一方で、シーズン終盤を迎えようとする中で中断を余儀なくされている欧州の5大リーグでは、今季の成績の扱いに対する議論が続いていると紹介。どのリーグにも「不可抗力時の優勝や降格、昇格についての規定」がないためにサポーターやメディアが様々な仮説による可能性を議論する中、日本のJリーグは「不確定要素」による成績への影響をあらかじめ潰すという「他よりもはるかに先を行く」判断を下したと評した。

 記事は、日本がこのような大胆な措置をとれた背景には、欧州リーグが終盤を迎えようとするのに対し、Jリーグが開幕したばかりでの中断になったことがあり、それゆえに欧州リーグが日本のやり方に倣う可能性は低いとしながらも「変則日程による不公平の可能性を認めて降格を凍結する一方、不公平の中でも努力すれば昇格できるという制度を打ち出したのは日本人の真摯さによるもの。日本人の真摯さは時として恐ろしいのだ」との見方を示している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)