毎日のように目にする交通事故のニュース。中国でも年々交通事故による死亡者が増えている。しかし、日本の交通事故による負傷者、死亡者の割合は中国と比較すると少ないようだ。日本の統計データによると2018年度中、日本全国の交通事故による死亡者数は3532人で、2017年より172人少なくなっている。2019年度の交通事故死者数はさらに減少し3215人だった。このように三年連続で交通事故による死者が減少している。その理由を中国メディア廉価小汽車が説明している。

 1つ目の理由は日本の交通ルール違反に対する罰則が中国より何倍も厳しいから、というもの。例えば中国で信号無視をした場合、6ポイント減店、300のペナルティが課されるが特に厳しい罰則はない。一方日本は一ヶ月間交通安全教習を受け、2万円ほどの罰金を支払わなければならない。また中国では運転中の携帯電話の使用はほとんど問題にならない。しかし日本では運転中の携帯電話の使用、クラクションの使用、あおり運転などに対する道路交通法が厳しく罰金も科している。

 また、日本ではドライバーたちの質も高く、交通ルールを破ったり、急な車線変更するなどの行為が中国よりも少ない。さらに日本は歩行者優先という交通マナーもあるためドライバーや歩行者の安全が守られ、ひとりひとりの命の重たさが分かる。

 中国メディアはこの点について「もし中国でも同じような交通ルールや罰則についての正しい見方を持ち、譲り合いの精神とマナーがあるなら、交通事故による死者の数をかなり減少するだろう」とまとめている。事故が常日頃のマナーや安全意識と大きく関係があるとすれば、一朝一夕に交通事故を減らすのは難しいのかもしれない。もっとも、新型コロナウイルスの影響で外出が制限されている状況では、そもそも事故が少ないとも言える。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)