いくつもプログラムを開いたり、ブラウザのタブを大量に開いたままにしたりすると、今にも爆発しそうな勢いで怒ったようにうなり声を出すデスクトップパソコン。それは、大きな負荷により肉が焼けてしまうほど発熱したCPUの熱を逃がすべくファンが全力で回転するために出る音だ。

 中国メディア・東方網は19日、日本人がコンピューターのCPUが出す熱を使って料理づくりに成功したとする記事を掲載した。

 記事は「CPUはパソコンを動かすことができるだけなく、なんと料理を作ることもできてしまうのだ」としたうえで、日本のあるユーチューバーが発熱したCPUで様々な料理づくりを試みており、これまでに焼肉、ゆで卵、そしてカレーライスの制作に成功していると紹介した。

 そして、焼肉では北海道産の黒毛和牛を、大きな負荷をかけて発熱させたCPU表面の金属部分に大胆にもダイレクトに置いて調理し、おいしそうに焼き上げることに成功したと説明。続いてゆで卵では、金属製のコップに入れた水を90℃前後の高温にまで加熱させることで、ちゃんと火の通ったゆで卵を作ったとしている。

 さらに、最新の力作であるカレーライスでは、まず材料を包丁ではなくデスクトップパソコン本体の背面にある金属製のI/Oパネルで切るという芸の細かさを見せたうえで、CPUの上に金属製のカップを乗せ、バターを溶かして玉ねぎを炒めたのち肉に火を通し、具材をすべて入れて水を加えて煮立たせ、最後にカレールーを溶かして完成させたことを伝えた。

 中国のネットユーザーは「とても効率的なエネルギーの使い方」、「CPUがこんなに熱くなるなんて、本当に知らなかった」、「放熱装置を使わないと、CPUの大部分は100度以上になるからね」、「焼き鳥も作ってほしい」といった感想を残している。また「食べて大丈夫なのか」、「CPUには重金属が含まれているのではないか」など、その安全性に懸念を示すユーザーも複数見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)