交通や通信の発達に伴い、中国人にとって国外に移り住むことへの壁は以前に比べて低くなっていると言えるかもしれない。中国メディアの今日頭条は16日、日本に移り住むことを考える中国人に対して「日本は一体どのような国なのか」を伝える記事を掲載した。

 これまでも仕事や留学などで日本で生活する中国人は数多くいたが、日本で不動産を購入して日本に移り住むことを考慮する人も少なくないようだ。生活の拠点を国外へと移すことはそう簡単なことではないが、そこまでして日本で生活することの魅力とは何なのだろうか。

 記事が「日本は一体どのような国なのか」と疑問を投げかけつつ、「日本の地理的な要素と気候、人口、言語、平均寿命などの特色」は一般的な知識に過ぎないが、「日本の各種制度、経済や技術、文化面で世界に与える影響力」は中国人が日本を理解するうえで大きな影響を与えると指摘した。

 続けて、中国と比較すると、日本は「交通死亡事故の割合が少なく、高い技術の医療サービスを受けることができ、全体的に民度が高い」など、日本は質の高い生活を送るうえで環境が整っていると指摘。ほかにも、日本では「公平な教育環境」があり、国民の誰もが受けられる健康保険制度があり、高齢者は年金を受け取ることもできると説明した。

 各国で制度が異なるのは当然だが、中国では戸籍制度の不公平があると言われており、出身地によって受けられる教育や医療に大きな差があると言われている。また、医療サービスを受けるにもコネがあったほうが有利だと言われており、重病を患っても誰もが高い技術の医療を受けられるわけではない。こうした現状ゆえに、日本がどのような国かを知ると「生活する環境として適している」と魅力を感じる中国人がいるのも理解できるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)