日本車メーカーのクロスカントリー車の山岳部や砂漠などの過酷な環境下における走破性能は世界で高く評価されている。しかし、日本国内にはそこまで過酷な環境は存在しないが、なぜ日本車メーカーは優れたクロスカントリー車を作り上げることができたのだろうか。

 中国メディアの百家号はこのほど、過酷な環境で車に乗る人の多くは「日系車のオフロード車やクロスカントリー車に乗っている」と伝えつつ、日本国内には頑丈なオフロード車やクロスカントリー車に対する需要はさほどないはずなのに、なぜ日本メーカーは世界で売れるクロスカントリー車を作れたのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国国内では日系車と並んでドイツ車の人気が高いが、記事は「日本車メーカーが作るクロスカントリー車の信頼性の高さは極めて高く、クロスカントリー車の分野においてドイツ車は日系車にまったく敵わないのが現状」と指摘。ドイツの一部の高級車メーカーがSUVを販売しているが、そのSUVで山岳部や砂漠などの悪路を走破しようとする人は少ないだろうと主張した。

 続けて、世界で最も走破性能を認められたオフロード車やクロスカントリー車はいずれも「日本人の手によって生み出された」とし、中国国内の状況だけを見ても、過酷な環境で車に乗る人の多くは日系車のクロスカントリー車を愛用していると強調し、このセグメントにおいて日系車メーカーは「確固たる地位を築いている」と指摘した。

 記事は、日本車メーカーが優れたオフロード車やクロスカントリー車を作ることができたのは「日本国内ではなく、世界に需要があることを見抜き、高品質な車作りという自らの強みを生かしつつ、クロスカントリー車に求められる強度や耐久性、信頼性を徹底的に追求したため」だと主張。これが日本の自動車メーカーがクロスカントリー市場で確固たる地位を築くことができた要因ではないかと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)