中国メディア・東方網は28日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛により人影が消えた日本の夜の繁華街で、それまで影を潜めていたある生き物が堂々と表に出て走り回っていると報じた。

 記事は、日本政府が4月7日に7都府県に緊急事態宣言を出し、その後、適用範囲を全国に広げたことで、各都道府県の知事が現地の企業や商業施設に休業を要請し、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけるようになったと紹介。これにより人の姿見られなくなった繁華街で、大量のネズミを見かけるようになったと伝えた。

 そして、日本を代表する夜の街として知られる東京・新宿の歌舞伎町では、緊急事態宣言の発表を受けて多くの酒場や成人娯楽施設が休業しており、夜になるとネズミが道を駆けまわるようになったとしたほか、福岡県北九州市の繁華街でもネズミ数十匹が物陰から一斉に出て来てゴミ袋をかじったり、食べ物を漁ったりする事態が発生したと紹介している。

 記事はまた、ネズミが多くの伝染病を媒介することで知られているとする一方、米国の疾病コントロール・予防センターが「現時点では、動物が新型ウイルスを広く拡散することを示す証拠は何もない」との見解を示していると紹介。北九州市の衛生機関が、ネズミの大量発生について今後さらなる研究を進めることを明らかにしたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)