中国メディア・海外網は28日、日本人女性が突然中国から送られてきたマスク入りの小包を受け取り、驚くとともに感動する出来事があったと報じた。

 記事は、栃木県に住む70歳の女性が今月、突然中国から届けられた小包を受け取り、開封してみると中にはマスク100枚が、英語、日本語で書かれた「体は大丈夫ですか、心から健康をお祈りします」というメッセージや写真とともに入っていたと紹介。女性はその写真を見て、ようやく送り主の「正体」に気づいたと伝えた。

 そして、この送り主について、2017年11月に女性が友人とロンドンに赴き、日本の伝統文化を紹介するイベントに参加した際、道を尋ねるために声をかけた中国人女性だったと説明。女性の話として、中国人女性とは簡単な英語でやり取りし、一緒に目的地までついてきてくれたほか、翌日ホテルで再び出会い、名前と住所を交換したことを紹介した。

 記事は、わずか30分ほどのコミュニケーションしか取っていない相手から、2年半が経過した今突然送られてきた「プレゼント」に、女性が大いに驚くとともに感激を覚えたとし、知人を通じて相手に電話をかけて感謝の意を伝えると、相手は「受け取れたならよかった。安心しました」との応答があったと伝えている。

 女性からみれば、名前と住所を交換したとはいえ、言ってしまえば「ちょっとお世話になった、通りすがりの他人」という感覚だっただろう。一方で中国人女性側にしてみれば、わずか30分の接触でも「大切な外国の友人」とみなすのに十分だったようだ。日本人と中国人の間に存在する、「友人」に対する認識や感覚の違いが垣間見えるエピソードだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)