中国は言わずと知れた農業大国であり、14億人もの国民の胃袋を満たすためにありとあらゆる農作物の生産が行われている。しかし、生産性という観点から言えばまだ向上の余地が大いに残されているのが現状だ。

 中国の農村部では今なお牛や馬といった家畜を労働力とした昔ながらの農業が行われていて、日本の農業のような機械化はまだ進んでいない。

 中国メディアの百家号はこのほど、日本では農業のあらゆる面で機械化が進んでいることを紹介する記事を掲載し、「白菜の収穫まで機械化されているとは驚きだ」と伝えた。

 記事はまず、中国でも時代の流れと共に「機械化」が注目されるようになってきていると紹介し、特に農業の分野の機械化は作業の効率化と生産性の向上において重要であると指摘する一方で、中国では機械化がほとんど進んでおらず、今なお馬や牛を使った昔ながらの農業が行われている農村は少なくないことを伝えた。

 続けて、日本では複雑な作業が必要となる農作業でも機械化が進んでいると紹介。たとえば、白菜の生産は手間がかかるため、中国の農家は機械化されて欲しいと願いながらも実現していないと指摘する一方、日本では「白菜の収穫までしっかり機械化されていることは大きな驚き」と紹介しつつ、「中国の農家にも導入されれば、農民の負担も軽減されるだろうに」と主張した。

 中国の農村部では今でも牛や馬などの動物が、重要な労働力として見なされており、農業に従事する人々は毎日きつい作業に従事しているのが現状だ。しかし、その暮らしぶりは決して豊かではない。急激に経済が発展している中国だが、その発展の中心はあくまでも沿岸部を中心とした都市部であり、農村部と都市部の大きすぎる格差が社会問題となっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)