毎年日本では2月から4月が引っ越しシーズンとなるが、日本の引っ越し業者は非常にレベルが高い、と中国のネット上ではたびたび話題になっている。中国メディアの今日頭条は4月29日、日本の引っ越し業者があまりに優秀過ぎて「常軌を逸している」と紹介する記事を掲載した。

 日本の引っ越し業者はどれだけ「常軌を逸している」のだろうか。記事は、ある人が利用した引っ越し業者について紹介。仕事が細かく、まさに「プロの仕事」だと絶賛している。まず「引っ越し前の事前の打ち合わせ」では、スーツで来て靴を揃えてかばんを直置きしないなど、非常に紳士的な対応で「好感度アップ」だったそうだ。この日は、運ぶものと処分するものを打ち合わせて一覧表にし、当日の流れを説明、幾つかのプランの中から選択すると仕事の細かさを紹介。行き当たりばったりの方法に慣れている中国人が驚くのも無理はない。

 引っ越し「前日」には、荷物をまとめて段ボールなどに入れてくれたと紹介。物を落として壊さないように床一面にクッションを敷いて作業し、段ボールやテープの色を種類別に分け、引っ越し後すぐに使うものや割れものを分けておくなど、プロの仕事に驚いている。

 「当日」は、マンションの入り口、エントランス、エレベーター、柱などあらゆるところにクッション材を設置し、迷惑をかけるからと近隣にあいさつにまで行ってくれて、荷物を載せ終わった後は、家の掃除までしてくれるとあまりの至れり尽くせりに感動したようだ。さらに引っ越しの「翌日」には細かな収納とアドバイスをしてくれるので、「利用者は何もせずにそのまま住み始められる」といかに優秀かを伝えている。

 これに対して、日本の業者を称賛すると同時に、中国の引っ越し業者とは全然違う、うらやましすぎるという声が多く寄せられていた。中国の引っ越し業者は、荷物を雑に扱う、業者の民度が低い、何かと理由をつけて追加料金を請求されるなどあまり良い評判は聞かない。コメントを見ても「家具が壊されたことがある」、「業者が野蛮」という指摘に加え、「業者に物を盗まれた」という人も非常に多く見られた。これでは業者に頼むのもちゅうちょしたくなるだろう。

 日本の引っ越し業者が「常軌を逸している」のは、その細部にわたる気配りや技術の高さもそうだが、誠実なサービスがあるからと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)