中国メディア・東方網は1日、「先進的な技術を持つ日本は、どうして影響力を持つスマートフォンを作れなかったのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本がiPhoneなどのように世界的に影響力を持つスマートフォンを作り出すことができない理由について「技術的な実力がないからではなく、日本人の携帯電話作りに対する考え方が世界と異なっていたからだ」とした。そして、世界の大手携帯電話メーカーがスマートフォンの開発と生産に乗り出したころ、日本のメーカーはまだ「ガラケー」と呼ばれるフィーチャーフォンの機能性を追求することに労力を費やしていたため、高機能なフィーチャーフォンを次々発売するも、スマートフォンが主流となった世界ではどんどん売れなくなり、出荷量も急速に低下していったと説明している。

 そのうえで、日本のメーカーがフィーチャーフォンへのこだわりを見せたことからは「日本人が問題を見るうえでの方向性に、原則的な誤りが存在することを一層浮き彫りにした」と伝え、時代の流れに順応しなかったこと、時代の進歩と同じくして変化する消費者のニーズを追おうとしなかったことが大きな問題だったとの見方を示した。

 一方で、本体では世界から置いて行かれた日本のメーカーが、カメラセンサーなどの電子部品においてはなおも世界をリードしており、日本製部品は品質の高さ、耐久性、安全性といった面で高く評価されており、その背景には日本のモノづくり文化である「職人気質」があると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)