中国メディア・環球網は3日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態のなかでゴールデンウイークを迎えた日本の観光地の様子を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本政府が先月「緊急事態宣言」を発令して以降、東京、大阪など大都市の繁華街では人の流れが大きく減少したと紹介。4月末から始まったゴールデンウイークでは、観光客が集まるのを防ぐために、各地の観光スポットではさまざまな措置を行為ていると伝えた。

 一方で、東京に近い神奈川県の海岸では「海に行かないで」書かれた横断幕が掲示されているものの、海岸に向かう入口は何も閉鎖措置が取られておらず、散歩をしたり遊んだりしている人の様子がちらほら見られる状況だったと紹介した。

 また、同県屈指の観光地である鎌倉で最も賑やかな商店街である小町通りでは、例年ならばこの時期に見られる人の海が全く見られず、多くの店舗が休業していたと伝える一方で、一部の店舗では休業としながらも店のシャッターを開けて待機している経営者もいたと紹介。ある経営者が「家に居ても何もすることがない。店にいることが習慣になっている」とし、収入激減の焦りのなかで遣る瀬無い心境を吐露したとしている。

 中国も1日から5日までのメーデー5連休となっており、感染状況が小康状態になっていることから各地の観光地には多くの観光客が訪れているようだ。当局は警戒を続けているようだが、長期間の緊張から解放された市民の気の緩みが気になるところだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)