中国メディア・東方網は3日、日本と中国が協力して電気自動車(EV)の超高速充電規格を開発したと報じた。

 記事は、中国で大々的に普及したEVについて「消費者が最も懸念しているのは今や航続距離ではなく、充電時間の長さ、充電場所の制限といった充電の使い勝手の悪さだ」としたうえで、ガソリン給油の時間とほぼ同レベルな新しい超高速充電規格の誕生によって、EV業界に大きな変革がもたらされることになりそうだと伝えた。

 そして、EV急速充電規格づくりに取り組む日本のCHAdeMO協議会が先日、中国の電力企業連合会と共同で新しいCHAdeMO急速充電規格であるCHAdeMO3.0を発表したとしている。

 この新しい規格について記事は、充電出力が500キロワット超級まで対応しているほか、従来のCHAdeMO規格、中国の国家規格など複数の異なる急速充電システムとも互換性を持っており、将来的にはテスラの充電システムにも対応できるようになると紹介した。

 また、現在市場に出回っているEV用充電装置で最も出力が大きいのはテスラ・スーパーチャージャーV3の250キロワットで、5分間の充電で120キロメートル走行できると説明。新しい規格の対応出力はこの2倍に相当するものであり、5分間の充電で200キロメートル以上走行できると伝えた。

 そのうえで、このほど発表された新しい規格に対応したEVについて、来年にまず商用車で導入され、その後乗用車を含むその他の車両にも広がる見込みだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)