中国メディア・東方網は4日、間もなく50歳を迎えるBリーグ・レバンガ札幌の折茂武彦選手が引退を発表したことについて、「日本の男子バスケットボール界の『生きる化石』が引退した」と報じた。

 記事は、先日引退を発表した折茂選手が3日にネット上での記者会見を行い、自らの言葉で現役引退を改めて表明したことを紹介。日本バスケ界のレジェンドの引退に、大きな注目が集まったとした。

 そして、折茂選手について1970年5月14日生まれの49歳で、もともとバレーボールをやっていてバスケに転向したのが高校2年の時だったものの、高い身長と才能によってめきめき頭角を現し、大学で活躍した後に実業団入りし、プロ化を経て27年間ものキャリアを積み重ねてきたと伝えている。

 そのうえで、折茂選手は日本サッカー界のレジェンドであるカズこと三浦知良選手と同様に日本スポーツ界の誇りであるとともに、「自律性のお手本」でもあると評価。昨年1月には前人未到の日本トップリーグ通算1万得点を達成し、今年1月に行われたBリーグオールスターでもMVPに輝くなど、現役末期まで主力選手として活躍し続けたと紹介した。

 さらに、折茂選手のキャリアについて、同じ年に生まれた中国の元スター選手・胡衛東さんと比較して「胡より早くデビューしたうえに、05年に引退した胡よりもはるかに長く現役を続けた」とし、その偉大さを説明した。また、やはりすでに引退した著名選手で現在37歳の朱芳雨さんが、19歳だった2002年プサン・アジア大会で日本と対戦した時に当時すでに32歳だった折茂選手とマッチアップしたことを紹介。朱さんが短時間のうちに折茂選手に対し連続ファウルを犯してしまい、試合後に朱さんが「とてもスピードがあって全然ついて行けなかった。しかも経験豊富で、プレーがうまい」と脱帽したことを伝えている。

 記事は、現役を引退した折茂選手は、自らが代表を務めてきたレバンガ札幌の経営に専念することになるとし、「これからのキャリアも順風満帆であることを祈る」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)