中国メディア・東方網は6日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が延長された日本において、「子どもに優しい弁当屋」が注目を集めていると報じた。

 記事は、新型ウイルスの影響で多くの人が収入を減らしており、失業してしまった人さえいると紹介。日本各地の学校が行政による要請で休校し、低所得世帯では家にいる子どもたちの昼食代が家計を大きく圧迫する状況も起きていると伝えた。

 そのうえで、東京・吉祥寺にある弁当屋が、経済的に苦しい世帯の子どもたちがちゃんと食事をとれるようにと行動に出たとし、学校が再開するまでの間、週3日の午前11時30分から午後6時まで250円という低価格で子ども向けの弁当を発売し始めたことを紹介した。

 そして、店に掲示されたの説明書きには「お金が足りなかったり払いそびれてしまった子は、後で払っても構わない。大人になってからでもいい。大人になってもし店がなくなっていたら、代金を他人のために使ったり、寄付したりしてほしい」と書かれていることを伝えた。

 記事は、この弁当屋の行動に対し、ネット上では賞賛の声が出ていると紹介。「こういった善行を受けた子どもたちも、きっと善い行いをすることになろう」といった感想や、かつて自身もパン屋から同じように言われ、給料を初めて手にしたときに真っ先にパン屋にいったというエピソードがコメントとして書き記されたとしている。

 さまざまな立場の人が、それぞれに苦しい状況に置かれている現在の日本。今一番求められているのは、助けあいの心なのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)