日本語と中国語には「漢字」という共通点があるが、日本語が全く分からない中国人が日本語表記を目にした場合、一体どれくらい意味を理解することができるのだろうか。中国メディア網易は2日、「一つひとつの漢字は理解できるが、つなぎ合わせると全く意味が解らなくなる」と論じる記事を掲載した。

 日本には中国人を魅了する観光資源がたくさんあり、地理的に近いこともあって中国人の間で人気の渡航先となってきた。また、国外旅行で心配になるのは言葉の違いだが、日本語には多くの漢字が使われているので、中国人にとって日本には多少の安心感もあるようだ。

 しかし記事は、「日本と中国は同じ漢字が使われているので、言葉の心配はない」と楽観的に考えているとしたら、それは大間違いであるとし、日本の街中でたくさんの「漢字を目にして困惑することになるだろう」と主張した。

 例えば「無料」という日本語の言葉について、中国人は「無」と「料」のそれぞれの意味は分かるが、中国語で「料」は料理や材料という単語として使われ、お金がかからないことは「免費」と書くので、「無料」という漢字を見ても日本語の意味は全く理解できないとした。

  他にも、「激安、格安」という日本語についても、中国語で安いことは「便宜」と書き、「安」は安心や安全という意味合いで使われるので、「漢字自体は認識できても、日本語の意味を読み取ることはできない」と嘆いた。

 また、中国人観光客が日本で見る単語のうち、「両替」、「交番」、「御手洗」も中国語では使われない漢字の組み合わせであるゆえに、中国人が一見して意味が解りそうな気持ちになるものの、「よくよく見たら全く解らないので失望する」と強調。同じ漢字が使われていても、やはり日本語と中国語は同じ言語ではないため、「中国人が日本の漢字を見て意味を推測できたとしても、日本語の意味からは大きくかけ離れている場合は多いのが現実」と説明した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)