日本はきれいな国として知られているが、現在の環境になるまでには長い時間がかかっている。中国メディアの百家号は7日、日本の進んだ「し尿処理」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国人の間では「し尿処理に知識は必要なく、誰にでもできる」感じがするが、日本では違うと紹介。専門的な知識が必要で、資格もあると中国との違いを指摘している。日本のし尿処理は進んでいると言えるだろう。中国の田舎では今でも排泄物が肥料に使われているが、日本ではかなり早期に廃止され、処理施設の歴史は長いと紹介した。

 記事の中国人筆者は、日本のし尿処理について知り、見方が一新したそうだ。日本のし尿の収集方法は、バキュームカーで施設に収集する方法と下水管を通して収集する方法があると紹介。収集したし尿からごみ類を取り除き脱水し、ごみ焼却施設などへ送り、高度処理を行い、最後に無害化して透明な状態まで水を処理していると伝えた。

 記事は、処理施設の設備について写真を掲載して紹介しているが、非常にきれいで清潔な施設に、先進的な設備が揃っているのを垣間見ることができる。また、国が補助金を出したり法を制定したりして国を挙げた事業にしていること、施設の竣工記念が行われる様子も伝え、「日本人はし尿処理を前向きにとらえている」と感心している。口にするのもはばかられる中国との違いを感じているのだろう。

 し尿処理は、ごみ処理施設と同様、国の衛生を守り資源化する重要な事業である。人類の生活とし尿とは切り離せない問題であり、中国でも「前向き」にとらえるようになるのに、日本は良いお手本と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)