中国メディア・今日頭条は8日、お茶の文化を持つ中国でもほとんど知られていない、日本の独特な玄米茶について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本料理店に行ったことのある人であれば、しばしば供される玄米茶を口にしたことがあるかもしれないとしたうえで、「実は玄米茶は日本独特のお茶であり、緑茶の清々しい香りに、炒った玄米の香ばしさがブレンドされ、格別の味わいなのだ」と紹介した。

 そして、緑茶の茶葉と主にもち米の玄米が配合された玄米茶を作るうえで特に重要な工程が玄米を炒る作業であると説明。炒り具合が浅ければ香りが出てこない一方、やり過ぎてしまえば焦げ臭くなり台無しになってしまうため、絶妙な塩梅に仕上げるのがなかなか大変であることを伝えている。

 また、玄米茶の起源についても触れ、第2次世界大戦前の日本において、鏡開きの際に出る餅くずを捨てるのがもったいないと感じた茶商が、この餅くずを炒った後で茶葉と混ぜて煎じたことが始まりだとされていることを紹介した。

 記事は、玄米茶が日本の家庭で日常的に飲まれるお茶の1つであり、茶葉だけでなくペットボトル入りの玄米茶も当たり前のように見かけると紹介。「中国では玄米茶を知る人は少ないが、日本では好きなお茶の上位に入るほどの人気なのだ」とした。

 さらに、玄米茶には緑茶と玄米それぞれの成分が溶け込んでおり、ストレス解消やコレステロール低下、安眠など健康面でも大変優れている飲み物だと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)