中国メディア・界面新聞は7日、日本から中国へのダンボールの輸出が大きく増えていると報じた。

 記事は、ダンボールの主要な産地の一つである日本ではこの半年でダンボールの輸出量が急増しており、日本製紙連合会のデータとして5月のダンボール輸出量が5万2000トンと前年同時期の2倍を超え、1〜5月の累計輸出量も前年同期比9割増の30万トンと過去最高を記録したと伝えた。

 そして、日本のダンボール輸出が増えた背景には、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でダンボールの国内需要が冷え込んだこと、そして中国国内のダンボール需要が急速に伸びていることがあると説明。今年1〜5月における日本からの対中ダンボール輸出は8万7000トンで、前年同期比の6倍を超えたとしている。

 また、中国は現在世界で最もダンボールの需要が多い国であり、中国紙網のデータによれば昨年の中国におけるダンボール消費量は2374万トンで、ダンボールの原料紙156万トン、ボール紙220万トンがそれぞれ輸入されたと紹介した。

 さらに、環境保護意識の高まりによりダンボール包装が物流業界においてますます重要視されており、中国では今年1月に新たな「プラスチック制限令」が出され、2025年末までに全国の速達ネットワークで分解不可能なプラスチック製の袋やテープなどの使用が禁止されることになっているため、今後ますますダンボール消費量が高まることが見込まれると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)