中国メディア百度が、日本で生活するからこそ見えてくる「日本の真実」について取り上げている。日本人なら常識と考えていることが、中国メディアに日本で生活するために知っておく必要のある「意外な事実」が取り上げられている。その内容から日本と中国の常識の違いが垣間見える。

 1つ目はお土産の文化。日本人の多くが、旅行に行けば必ず職場や家族にお土産を買う。お土産を買うことはいわば「義務」とも言える。休暇を取った中国人がお土産を買ってこない場合があっても理解を示す必要がある。

 2つ目はラジオ体操。日本人なら全国誰でもできるこの体操。今でも20%の人たちが毎朝職場や家庭で行っているという。これも日本特有の風習のため、外国人のいる職場でラジオ体操を始める場合、まずラジオ体操の練習から始める必要がありそうだ。

 3つ目は日本人の身振り。腕を組む動作は拒絶、指を丸めるのはOKのしぐさ、これらの動作は国によって解釈が異なり、中国人も戸惑うことがあるようだ。

 4つ目は「あいづち」。中国では黙って話を聞くことが多いが、日本人は頻繁にあいづちを打つことで相手の話を聞いていることを示している。この相槌は様々なバリエーションがあり、外国人にとってこれらを自然に使えるようになるには時間がかかる。相槌の打ち方によっては、話を聞いていないようにも聞こえるため注意が必要だ。

 5つ目は宴会におけるルール。職場で上司や同僚と食事に行く時には、まず席次のマナー」を理解しておく必要がある。さらに「無礼講」と言う言葉もあり、酒の席ではざっくばらんなコミュニケーションが好まれる。酒の席でのマナーは国によって異なる場合があるため、まずは文化の違いを理解する必要がある。

 6つ目は「謝り方」。仕事でのミスや遅刻は誰にでもあるもの。とはいえ、ミスの理由を長々と説明するのは好まれない。日本では、自分の非をしっかり詫び、あまり言い訳しないほうがいいとされている。一方、中国では「言わなければ分かってもらえない」との考え方から、ミスの理由についてしっかり説明する傾向があるため、日本人にとってはそれが「言い訳ばかりしている」と見えてしまう場合もある。

 7つ目は「名刺交換」。この日本独特の名刺交換の方法も、事前に理解しておく必要がある。特に、会議中は名刺を机上に置いておきすぐにしまわない、というマナーも知らない場合が多い。職場に中国人がいる場合、この名刺交換も事前に練習させておくほうがよさそうだ。

 他にも書店やコンビニでのこの立ち読みが、日本では店に客が入っていることの宣伝になるため歓迎する風潮がある、ということも取り上げられていた。

 こうした点は、日本での生活が始まったばかりの中国人にとってはなかなか理解できないことのようだ。職場や身近なところに中国人がいる場合、考え方の違いを理解しておくことがスムーズなコミュニケーションにつながり、互いにとってストレスの軽減につながるだろう。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)