中国のポータルサイト・百度に20日、日本の製造業を支える工場自動化(FA)企業を紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本の製造業におけるFAレベルは世界トップ5に入るとする一方で、中国のFAレベルは関連企業の市場シェア、使用量など様々な点を総合してもトップ10前後をうろうろしていると紹介。特に工業用ロボット分野だけで言えば、日本は毎年世界の50%以上の市場シェアを獲得しており、日本のFA産業は世界的に見ても非常に高い地位を得ていると伝えた。

 また、日本では老舗のFA企業が高い技術力を持っているだけでなく、比較的若い企業も独自の強みを発揮しているとし、日本を代表するFA企業の巨頭をいくつか紹介している。

 まずは三菱電機を挙げ、三菱グループの一員である同社はFA関連製品に加え、メカトロニクス製品でも非常に高い実力を持っていると説明。長きにわたり、世界のFA企業のトップ20に入っていると伝えた。次に挙げたのはオムロンだ。血圧計や体重計などの医療・健康系機器ブランドとして中国でも知られる同社は、自動化分野でも世界をリードするセンサーや制御技術を持っているのだとした。

 また、100年以上の歴史を持つ老舗企業として横河電機にも言及。そのFA制御、情報システムにおいて世界に名だたるリーディングカンパニーであるとともに、中国との提携にも積極的で、現地に複数の工場を持っていると伝えた。

 さらに、センサーと測定機器を得意とし、高い技術力に裏付けられた品質のみならず、アフターサービスやテクニカルサポートの反応の速さも世界トップクラスであるとしてキーエンスを紹介。創業から50年に満たないながらもこれまでに「世界でイノベーション力を持つ企業ランキング」に何度も入っており、「決して過小評価してはならない企業だ」としている。

 記事は最後に、日本のFA企業はとても多いため紹介した企業はほんの一部に過ぎず、他にも高い実力や知名度を持つ企業がたくさんあると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)