起点となる富田林駅から寺内町を散策
千早城への路線バスの発着地である近鉄富田林駅から南に約500m歩けば、重要伝統的建造物群保存地区に登録されている、日本有数の寺内町の町並みが広がっています。 永禄年間(1558〜1570)初年頃、証秀上人(しょうしゅうしょうにん)が守護代の美作守安見直政(諸説あり)から富田の「荒芝地」を銭百貫文で購入し、興正寺別院の御堂を建立しました。

上人の指導のもと町全体を仏法の及ぶ空間、寺院の境内と見なして信者らが生活をともにする宗教自治都市が成立。江戸時代には幕府の直轄地となり富田林寺内町として大きく発展し、豊富な米と恵まれた水によって酒造業が発達しました。 楠木正成が築いた山城をめぐったあとは、戦国時代や江戸時代にゆかりのある富田林寺内町をじっくりと散策してみてはいかがでしょうか。