「その自信はどこからくるのか」文在寅大統領に“強烈な質問”をぶつけた韓国女性記者に賛否

「その自信はどこからくるのか」文在寅大統領に“強烈な質問”をぶつけた韓国女性記者に賛否

韓国の文在寅大統領は1月10日、韓国大統領府で年頭の記者会見を行った。歴史問題や領土問題をめぐって緊張が続く日韓関係についても言及したことで、日本でも大きく報じられている。

ただ韓国では同記者会見で、とある記者が放った質問が賛否を呼んでいる。

その記者の名は現在、韓国の主要ポータルサイトの急上昇検索ワードにランクインされているほどだ。

“強烈な質問”とは?

渦中の記者は、京畿放送のキム・イェリョン記者。彼女は記者会見で質問できる機会を得ると、こう質問した。

「現実の経済がとても凍り付いている。国民がとても苦労している。希望を捨てたわけではないが、将来に対する不安がすごい。大統領がこれに関連して“厳重に見ている”と強調しながらも、現在の(経済)政策基調を変えず、変化をもたらさないようにする理由について知りたい」

ここまでであれば、これほど波紋を呼ばなかったことだろう。その後の一言がとても印象的だ。

キム記者は文在寅大統領にこう言い放った。

「その自信はどこからくるのか、その根拠は何か。それについて聞きたい」

このやり取りは生放送されており、韓国のネット上では文字通り賛否両論が巻き起こっている。

「なんて礼儀のない質問なんだ」「いくら記者といっても大統領に対するマナーがない」と批判する意見もあれば、「私が聞きたかったことをズバリ聞いてくれた」「記者らしい記者がいた」と称賛する声もあった。

文大統領の支持者、反対者という点から離れ、その質問が記者として常識的なのか、また批判のための質問ではないかなどと、さまざまな激論が繰り広げられているのだ。

それにしても「その自信はどこからくるのか」と問われた文在寅大統領は、なんと答えたのだろうか。

文大統領はまず、「政府の経済政策の基調がなぜ必要なのかについては、私たちの社会の二極化、不平等構造を変えずに持続可能な成長が不可能であるからで、それについては今日、私が記者会見文を通じて30分にわたって申し上げた」と答えた。

続いて、「それに対して必要な補完はいくらでもする必要があるが、(政府の経済)政策基調は今後も維持される必要があるという言葉は、すでに十分に申し上げたので、新しい答えが必要だとは思わない」と話している。

キム記者の質問に答えているようで、答えていないような気もする。一方で、たしかに記者会見で文大統領は経済基調維持の必要性についてさんざん話していたわけで、そもそも質問が的外れといえなくもない。

いずれにしても賛否を呼んでいるキム記者の質問。それほど今現在の韓国において、経済問題が深刻であることの裏返しなのかもしれない。

(文=S-KOREA編集部)


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