韓国のウェブ漫画家「キアン84」(本名キム・ヒミン)に、“女性嫌悪”疑惑が浮上した。連載中の『復学王』の内容が問題視された。

最近公開されたエピソードで、女主人公が上司との性交後、インターンから正社員になったような内容を含めたことで韓国社会から集中砲火を受けている。

作者は過去にも女性嫌悪論議に巻き込まれていただけに、非難の声は収まりそうにない。

8月12日には韓国大統領府ホームページに設置された国民請願掲示板に、『復学王』の連載中止を求める請願が掲載され、翌日には4万6000人が同意した。作者キアン84が出演するバラエティ番組の視聴者掲示板にも、降板を要求するコメントが殺到している。

問題の発端は、8月11日に公開された『復学王』第304話だ。

そのエピソードでは、女主人公ポン・ジウンがキアングループにインターンとして入り、正社員として採用されているシーンが描かれていた。

ポン・ジウンは飲み会の席で「一生懸命にやったからとできるわけではない。学歴、スペック、努力、そんなレベルのものではない」と話し、椅子に横たわって貝をお腹の上に置き、叩き割る。

それを見た未婚男性の上司は、感嘆しながらポン・ジウンを正社員として採用する。その上司は「ついに来たか、人材よ」などと歓迎した。

続く内容で、上司が「(飲み会の席で)何がどうにかなってそうなった、私は40歳だが、まだ結婚もしていない」と言うと、男性主人公が「寝たんですか?」と聞き返す。

エピソードの最後のほうで、その上司とポン・ジウンは恋人関係として描かれた。

そんな内容が公開された後、ネット上では、女主人公ポン・ジウンが上司と性的関係を持ったことで、正社員として採用されたという内容を暗示しているとし、女性を侮辱する内容だという非難が殺到した。

ウェブ漫画を掲載した「ネイバーウェブトゥーン」側が公式謝罪し、問題の内容は修正されたものの、作者に対する非難は強まっている。

ネイバーウェブトゥーン側は、「作品のために心配をおかけして申し訳ない。作家が修正してくれた原稿に修正を反映した」とし、「今後の作品で説明している様々な問題に対して作家と一緒に、さらに注意したい」と述べた。

現在、ポン・ジウンの腹の上で貝を叩き壊すシーンは、椅子に座ったままカニを壊すものに修正された。

(文=S-KOREA編集部)