【日本代表考察】長谷部に代わってキャプテン役が相応しいのは?

【日本代表考察】長谷部に代わってキャプテン役が相応しいのは?


 ハリルジャパンの不動のキャプテン、長谷部誠離脱のショックの余韻はまだ冷めやらない。本人は20日の練習後、決戦に挑む選手たちを気遣ってか、「僕がこのチームを離れれることでの影響は、個人レベルで考えるとそれほどないと思う。何も心配はしていません」とした。しかし、その存在が安心感を生み、チームを円滑に機能させていただけに、やはり影響は大きいと言わざるを得ない。
 
 本田圭佑は「影響のことは今ここでは話したくない」と言及を避けたが、「これ(報道)を他の選手も読むから、そこまで(発言を)考えないと。でも、たとえ影響があったとしても、影響はないというふうに思わないとまずはダメ」と精神論を展開する。
 
 では、UAE戦は長谷部に代わって誰がキャプテン役を務めるのか。過去にキャプテンマークを巻いた経験のある本田圭佑や岡崎慎司は、黒子役としてその役割をこなすだけのメンタルタフネスを備えている。特に、本田は強烈なリーダーシップの持ち主なのは言うまではないが、ミランでの出場状況から考えるとスタメン起用の可能性は高くないだけにどうか。
 
 一方、年齢的には最年長に当たる今野泰幸(34歳)や川島永嗣(34歳)も浮上する。ただし、前者は15年3月以来の代表復帰に加え、長谷部の代わりにボランチに入るとなれば、プレーに専念させたいところ。「長谷部に代わりリーダーはいない」と言う川島も、「僕もコンちゃん(今野)もそうですけど、声をかけながらチームが良い方向に行くようにやっていければいい」としつつも、「そこまで気を配る余裕はないですよ(苦笑)」と本音ものぞかせている。
 
 今後の代表を考えると、ロンドン五輪世代の山口蛍により責任のある仕事を任せるのも一手だろう。物静かな彼が、殻を破れば……と成長を望む声もあるだろうが、ワールドカップ出場を懸けた“大一番”だけに、負担が大きすぎる懸念はある。
 
 経験を重視した場合、長友佑都は候補者のひとりか。インテルでは2017年に入って公式戦13試合で出番を得たのは2試合で、プレータイムはわずか93分本田同様にコンディションや試合勘に不安を抱える。しかし、20日の練習では4対4や7対7の練習でマッチアップ相手に激しく当たりに行くなど、軽快な動きを見せていた。スタメンは当確でないものの、有力な候補者であるのは間違いないだろう。
 
 もっとも、現実問題としてキャプテンの穴をひとりで埋めるのは難しい。選手一人ひとりが自覚と責任感を持ち、チーム一丸となって初めてUAE戦の勝利が見えてくるはずだ。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

 

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