「いずれまたバルサが君を必要とする時が来る」 恩師ペップがイニエスタに送ったメッセージ

「いずれまたバルサが君を必要とする時が来る」 恩師ペップがイニエスタに送ったメッセージ


 5月20日(現地時間)、リーガ・エスパニョーラ最終節のレアル・ソシエダ戦で、バルセロナでのラストマッチを飾ったアンドレス・イニエスタ。2002年のトップリーグ・デビュー以来、バルサ一筋で過ごしてきた偉大なMFが、その輝かしきキャリアに一区切りをつけた。
 
 惜しまれながらカンプ・ノウを去る彼の今後については、ヴィッセル神戸入りが濃厚とされ、24日に来日するという現地での報道もある。イニエスタ本人は「日本か中国」と語っているが、正式な発表が待たれる。
 
 また先日は、新たにマンチェスター・シティがコーチ兼任としてオファーを出したというニュースも流れた。これは、同クラブを率いるジョゼップ“ペップ”グアルディオラの希望によるものといわれていたが、どうやらこれも噂の域を出ず、イニエスタは宣言通り、バルサと対戦する可能性がある欧州のクラブに所属することはなさそうだ。
 
 さてペップといえば、言うまでもなくバルサのレジェンドであり、また監督として2008年から古巣を率い、4シーズンでリーガ3回、国王杯2回、チャンピオンズ・リーグ2回、クラブワールドカップ2回の優勝を飾り、クラブ史上に残る黄金時代を築き上げた。
 
 その見事な手腕でサッカーの歴史をも変えてみせたペップだが、彼のビジョンを実際にピッチ上で表現したのが、リオネル・メッシ、シャビ、そしてイニエスタいったバルサの育成組織から育った選手たちを中心とした、優れたタレント集団たちだった。
 
 ペップにとって、忘れられないチーム、選手たちであり、もちろんイニエスタにも彼は特別な想いを抱いている。そんな教え子のバルサ退団に際し、18日にツイッターに投稿した動画のなかで、ペップは労いと感謝、そして今後に向けての激励の言葉を送っている。
 
「君との歩みは、誇りであり、喜びだった。私に助けと教えを与えてくれたことを感謝している。君は全てにおいて完璧な存在だった。
 
 今後、遅かれ早かれ、バルサが君のことを必要とする時が来るだろう。その準備をしておいてほしい。バルサで偉業を成し遂げた君や君たちの世代は、このクラブに戻ってこなければならない。それまで、健康と成功を願っている。また会おう!」
 
 ペップはまた、イニエスタのプレーを初めて見た時のことを回想している。
 
「その数年前に、弟のペレからカンテラ(下部組織)を見るべきだと進言を受けており、ナイキ・プレミア・カップ(1999年)ですでに多くのトロフィーを勝ち取っていたイニエスタ(当時15歳)を見た。そこで私は友人に、『あの選手はすぐに、トップチームでプレーすることになるだろう』と話したのを覚えている」
 
 この当時のことは、ペップが若手の有望株だったシャビに「あの坊やが、俺たちを引退に追い込むかもしれない」と語ったという逸話とともに語り継がれているが、イニエスタは彼らの予想通りに成長し、偉大な足跡をバルサ、サッカー界に残したのである。


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