「FIFAふざけんな!」「ウクライナに栄光を!」公式ページに20万超の抗議メッセージが殺到!

「FIFAふざけんな!」「ウクライナに栄光を!」公式ページに20万超の抗議メッセージが殺到!


 FIFA(国際サッカー連盟)の公式Facebookページが大炎上中だ。
 
 ロシア・ワールドカップの準々決勝、ロシアvsクロアチア戦は激闘の末、後者がPK戦を制して勝利した。その試合後のロッカールームで、クロアチア代表のコーチであるオグニェン・ヴコイェビッチとDFのドマゴイ・ヴィーダが、ひとつの動画を作成。かつてウクライナのディナモ・キエフで共闘していた2人は、「ウクライナに栄光を!」「この(ロシア戦の)勝利をディナモとウクライナに捧げる」とのメッセージを発した。これを受け取ったウクライナ人ジャーナリストのアンドレイ・シャコフ氏が、自身のFacebook上で公開してしまい、大問題に発展したのだ。
 
 ウクライナとロシアは2014年のロシア軍のクリミア侵攻により、現在も極度の軍事的緊張状態にある。一連の行動はロシアを挑発するもので、ワールドカップ開催国の国民とファンが猛反発。両者はかつてディナモ・キエフでともにプレーしており、いまでもウクライナには多くの友人がいるというが、軽率にすぎる行動だった。
 
 事態を重く見たクロアチア・サッカー協会は、すぐさま謝罪。ヴィーダは「僕はロシアという国家をリスペクトしているし、ウクライナの友人とのふざけ合いに過ぎなかった。フットボールは政治と切り離されるべきだ。意図をもってやったことではない」と釈明した。

 
 選手や団体による政治的アクションを禁止しているFIFAはクロアチア協会を厳重注意し、罰金1万5000ドル(約165万円)を科した。それ以上のお咎めはなく、ヴィーダは出場停止処分を免れたものの、トラブルを主導したヴコイェビッチは即座に協会によって解雇されたのである。本人は「処分を厳粛に受け止める。これ以上チームの足かせになりたくない」と語り、FIFAとクロアチア協会の間では“手打ち”となったのだ。
 
 だが、怒りが収まらないのがウクライナのファンである。そこでその矛先をFIFAのFacebookページに向け、「ふざけんな!」「ウクライナに栄光を!」「単なる友人同士の交流だろ。なんでもかんでも問題にするな」「独裁的なジャッジだ」「ヴコイェビッチが最大の被害者」「正義に欠けた愚かな裁定」などなど、この48時間で20万を超える抗議メッセージが寄せられ、大炎上中だ。この動きに呼応する反ロシアの政治家や運動家も登場し、ウクライナ国内ではちょっとした騒動となりはじめている。
 
 いずれにせよ、明日水曜日の準決勝イングランド戦では、クロアチア代表チームとヴィーダに対してロシア人ファンから強烈な野次やブーイングが浴びせられるだろう。これ以上大きな問題に発展しないことを祈りばかりだ。
 
 


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