「パラグアイ戦のゴールを見て」小川慶治朗が日本代表FWから学んだ“駆け引きの妙”

「パラグアイ戦のゴールを見て」小川慶治朗が日本代表FWから学んだ“駆け引きの妙”


[J1リーグ26節]神戸2-1松本/9月14日/ノエビアスタジアム神戸

 ヴィッセル神戸に勝点3をもたらしたのは、後半から途中出場した小川慶治郎だった。

 1−0でリードしていた71分からピッチに立った小川が決定的な仕事を果たすのは、出場から9分後の80分。右サイドを抜け出した西大伍から芸術的なクロスが供給されると、小川は、ジャンプ一番、これにヘディングで合わせ、待望の追加点を奪ってみせた。

 その後チームは後半アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれて1点を失ってしまう。結果的に小川のゴールが勝負を分ける得点となった。

 そんな値千金のゴールの裏には、小川の巧妙な駆け引きがあった。

「どうやって大伍くんが裏に抜けたかは覚えていないですけど、ゴール前の駆け引きだけを考えていました。前の代表戦の大迫(勇也)選手のゴールを見ていて、うまく相手を外す動きが良かった。なので、少しそこを参考にして、行くフリをして待っていたら、良いボールが上がってきた」

 小川が参考にしたのは、ドイツのブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也だ。
 
 9月5日、キリンチャレンジカップのパラグアイ戦を観ていた小川は、大迫のマークを剥がす動きに感心させられたという。

「長友(佑都)選手のクロスから決めたゴール。あの時の動きがすごく上手いなって」

 大迫は長友のクロスが来る前に、一度ファーサイドにいく素振りを見せてから、ニアサイドに走り込んでいる。小川は、松本戦でこの動きを応用させたのだ。

「自分の欲しいところがファーだとしたら、ニアに1回スプリントする。そこで相手がついてきたら、動き直す。やっぱり相手は最後ボールを見ちゃうと思うので」

 小川が見せたのは、大迫とは逆の動き。西のクロスを受ける前にニアサイドに走り込み、直前でファーサイドへと下がっている。

「一直線にいくと、相手にマークされやすいと思うので。動き直すことは頭に入れていました。今日はそれがうまい感じでできたし、相手もボールウォッチャーになってくれた。そこでマークをうまく外せました」

 実は簡単そうに見えたゴールでも、そこにはDFを外す“駆け引きの妙”があったのである。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 


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