【J1採点&寸評】横浜3-0広島|堅守を“破壊”した完勝劇。MOMは“二桁”に到達した神出鬼没なFW

【J1採点&寸評】横浜3-0広島|堅守を“破壊”した完勝劇。MOMは“二桁”に到達した神出鬼没なFW


[J1リーグ26節]横浜 3-0 広島/9月14日/ニッパツ

【チーム採点・寸評】
横浜 7
一瞬の隙を突いた先制点は見事。プレーの質、選手間の連係など、どれをとってもパーフェクトな一発だった。この1点の重みは大きく、そこから一気に加点して畳みかけた点も評価できる。広島の堅守を“破壊”した攻撃力は圧巻で、完勝と言える内容だっただろう。

【横浜|採点・寸評】
GK
31 杉本大地 6
何度かヒヤっとするシーンはあったものの、かなり広大な最終ラインの裏のスペースを、懸命にケアしていた。

DF
27 松原 健 6
果敢にオーバーラップし、クロスもたくさん上げたが、ことごとく跳ね返された。ただ、守備でマッチアップした柏に自由を与えなかったのは良かった。

13 チアゴ・マルチンス 6.5
最終ラインの背後をかなり狙われたものの、スピードも活かしつつ集中した対応をしていた。そのプレーの貢献度はかなり大きかっただろう。

44 畠中槙之輔 6
エアバトルの強さは素晴らしく、1対1でも相手に簡単にやらせなかった。ビルドアップでも安定したプレーを見せていた。

5 ティーラトン 7
前半はアグレッシブなハイネルの対応にやや手を焼いた印象。守備時のポジショニングも悪く、左サイドの背後を突かれるシーンが目についた。ただ、後半は盛り返した。64分に自陣ゴール前のピンチを防ぐと、67分には遠藤に絶妙なスルーパスを送り、先制ゴールの起点になった。81分にはこぼれ球を拾ってミドル弾も叩き込み、きっちり結果も残した。

MF
6 扇原貴宏 6
34分、読みを利かせた鋭いインターセプトから、M・ジュニオールのチャンスにつなげた。60分のミドルシュートは枠を捉えられなかった。

8 喜田拓也 6(85分OUT)
マーカーへの激しいチェイシングは迫力があった。また、最終ラインへのサポートも欠かしていなかった。
MF
9 マルコス・ジュニオール 6(75分OUT)
34分のミドルシュートは惜しくもゴール左に外れてしまった。前半はかなりフラストレーションを溜めているようだったが、後半は攻撃の中心として機能していた。

FW
17 エリキ 6.5
テクニックの高さを随所に見せた。74分のシュートは惜しくもポストを直撃してしまったが、84分にはPKをきっちり沈めてダメ押し弾を決めた。

MAN OF THE MATCH
23 仲川輝人 7
神出鬼没な動き出しは試合を通してずっと効いていた。67分には瞬時にスピードを上げて、ドンピシャのタイミングで遠藤のクロスに合わせて今季10得点目となる先制点をゲット。ワンチャンスをモノにする嗅覚は圧巻だった。

11 遠藤渓太 6.5(78分OUT)
アグレッシブに仕掛けようとするも、1対1ではあまり相手を抜けなかった。ただ、足もとがダメなら裏と、敵の背後を取る動きは良かった。67分にはスルーパスに抜け出し、クロスから仲川のゴールをアシストした。

交代出場
MF
26 渡辺皓太 5.5(75分IN)
的確なポジショニングで、躍動感溢れる前線をサポートした。

FW
28 マテウス 6(78分 IN)
左サイドからアグレッシブに仕掛けて、84分にはPKを獲得した。

MF
7 大津祐樹 ―(85分IN)
前線で上手く動き回りながらポストワークに奔走した。

監督
アンジェ・ポステコグルー 7
先制点について、多数の選手が述べていたのは、「練習通り」という類の言葉だった。指揮官の日頃のトレーニングの賜物と言える勝利だっただろう。
【チーム採点・寸評】
広島 5
守備が崩れたのも残念だったが、劣勢をひっくり返すだけの攻撃力は持ち合わせていなかった。攻守両面で力負けだったと言えるだろう。

【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 5
ゴールキックでミスするなど、らしくないプレーが散見された。1失点目は相手よりも反応が遅れ、2失点目も手は届かなかった。

DF
2 野上結貴 5
84分にペナルティエリア内で痛恨のハンドを犯し、PKを献上。細かいところまで追求するなら、シュートブロックの時に背中に手をしまう緻密さも必要だっただろう。

23 荒木隼人 5
最終局面で足を延ばしていたものの、やはりどこかギリギリの対応だったか。67分には仲川を一瞬見逃してマークを外してしまい、失点してしまった。

19 佐々木翔 5.5
自身のサイドからピンチの場面はほとんどなかったが、3失点を喫した最終ラインの一員として評価はできないだろう。

MF
15 稲垣 祥 5.5
豊富な運動量は健在だったものの、攻撃時に中盤でボールを落ち着かせられなかったのが、ゲームの展開にかなり響いた。

6 青山敏弘 5.5(80分OUT)
前半、落ち着き払ったゲームメイクは見事で、特に縦パスは良いジャブになっていた。しかし、守勢に回った後半はその攻撃センスが影を潜めてしまった。

44 ハイネル 5.5(75分OUT)
フルスロットルで右サイドを駆け抜けるタフなプレーは、良かった。ただ、1失点目に右サイドの裏を突かれたように、時間が経つごとにその前傾姿勢が仇となっていた。

18 柏 好文 5.5
この日もキレは抜群で、ドリブルは見応えがあった。ただ、ゴールに絡めなかった事実が示すように、もう一歩抉り切れなかった印象の方が強い。
MF
40 川辺 駿 5.5
多彩な動きをしていたものの、あまりパスを引き出せなかった。ボールに関われなければ、良さを出すのも難しかった。

24 東 俊希 5.5(57分OUT)
足もとで受けたり、裏に走ったり、パスの引き出し方は良かった。しかし、その後トラップやパスに精度を欠き、チャンスメイクはできなかった。

FW
16 渡 大生 5
積極的にハイプレスをかける運動量は素晴らしかったが、攻撃面でアピールできず。高さがない分、裏への動き出しなど自分なりのボールの引き出し方を見せるべきだった。

交代出場
MF
14 森島 司 5.5(57分IN)
途中出場した時間帯は、劣勢だったのが残念。形勢を逆転するだけのプレーはできなかった。

DF
3 エミル・サロモンソン 5.5(75分IN)
89分、ボール奪取からシュートまで持っていったプレーは気持ちの強さを見せた。

MF
30 柴﨑晃誠 −(80分IN)
逆転したい時間帯に投入されたものの、あまりボールに触れずに終わった。

監督
城福 浩 5
積極的に最終ラインの裏を突こうとしたチームの狙いは、逆効果だった。ボールロストが増えて全体のバランスが崩れ、それを立て直すこともできなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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