シティ&ユーベは盤石、マドリーとパリSGは苦戦も? CLグループステージ展望(A〜D組)

シティ&ユーベは盤石、マドリーとパリSGは苦戦も? CLグループステージ展望(A〜D組)


 現地時間9月17日、ついに2019‐20シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)が開幕した。

 32チームが8組に分かれて戦うグループステージでは、上位2チームが決勝トーナメントに進出し、3位がヨーロッパリーグへと回る。はたして、ラウンド・オブ16への切符を手にするのはどのチームか。グループごとに展望した。

 第2回は、18日に第1節を戦うA〜Dの4グループを、『ワールドサッカーダイジェスト』誌(WSD)の予想とともに紹介する。
 
【グループA】
WSD予想
本命:レアル・マドリー(スペイン)
対抗:パリ・サンジェルマン(フランス)
伏兵:ガラタサライ(トルコ) 
大穴:クラブ・ブルージュ(ベルギー)

 パリSGもR・マドリーもすんなりとは勝ち上がれないかもしれない。一連の“ネイマール騒動”に揺れた前者は、移籍市場の最終盤まで正GK問題が片付かないバタつきぶりで、8月下旬にはキリアン・エムバペとエディンソン・カバーニが揃って負傷離脱する緊急事態に直面。依然として分厚いスカッドを有するものの、レオナルド新SDから「とにかく結果を」と求められているトーマス・トゥヘル監督は頭を悩ませているはずだ。

 黒星が大きく先行する屈辱のプレシーズンを過ごしたレアル・マドリーも、故障者が続出していることもあり、まだエンジンがかかっていない。ラ・リーガのホーム開幕戦(対バジャドリー)でまさかのドローに終わり、ガラタサライ目線の論評を掲載した『デイリー・サバフ』には「過去10年で最悪のシーズンインで、戦うには最適の時期」と酷評された。

 サプライズを起こすとすれば、ウェズレイら主軸が4人も退団したクラブ・ブルージュより、名将ファティ・テリム率いるトルコ王者か。

第1節
9月18日(水)
クラブ・ブルージュ × ガラタサライ
パリ・サンジェルマン × レアル・マドリー

第2節
10月1日(火)
レアル・マドリー × クラブ・ブルージュ
ガラタサライ × パリ・サンジェルマン

第3節
10月22日(火)
ガラタサライ × レアル・マドリー
クラブ・ブルージュ × パリ・サンジェルマン

第4節
11月6日(水)
レアル・マドリー × ガラタサライ
パリ・サンジェルマン × クラブ・ブルージュ

第5節
11月26日(火)
ガラタサライ × クラブ・ブルージュ
レアル・マドリー × パリ・サンジェルマン

第6節
12月11日(水)
パリ・サンジェルマン × ガラタサライ
クラブ・ブルージュ × レアル・マドリー
 
【グループB】
WSD予想
本命:バイエルン(ドイツ)
対抗:トッテナム(イングランド)
伏兵:オリンピアコス(ギリシャ) 
大穴:レッドスター(セルビア)

 ブンデスリーガ史上最大クラスの大物フィリッペ・コウチーニョの獲得で気勢を上げるバイエルンと、逸材タンギ・ヌドンベレをクラブレコードの6000万ユーロ(約75億円)で釣り上げたトッテナムは何れ菖蒲か杜若。経験値を含む地力はドイツ王者に分がありそうだが、監督の指導力や組織の完成度に関しては昨シーズンのファイナリストが上だろう。

 首位通過の可能性はほとんど平等にあるはずだ。最終節に控えるミュンヘンでの直接対決は、その権利を懸けた白熱したバトルになるか。ちなみにバイエルンとトッテナムが公式戦で雌雄を決するのは、実に1982−1983シーズンのUEFAカップ以来だ。

 この2強からの金星を狙うオリンピアコスとレッドスターは、どちらもホームゲームに絶対の自信を持ち、堅守を持ち味とする。とくに不気味なのは昨シーズンにリバプールを破ったセルビア王者か。ジャイアントキリングの再現で下馬評を覆したい。

第1節
9月18日(水)
オリンピアコス × トッテナム
バイエルン × レッドスター

第2節
10月1日(火)
トッテナム × バイエルン
レッドスター × オリンピアコス

第3節
10月22日(火)
トッテナム × レッドスター
オリンピアコス × バイエルン

第4節
11月6日(水)
バイエルン × オリンピアコス
レッドスター × トッテナム

第5節
11月26日(火)
トッテナム × オリンピアコス
レッドスター × バイエルン

第6節
12月11日(水)
バイエルン × トッテナム
オリンピアコス × レッドスター
 

【グループC】
WSD予想
本命:マンチェスター・シティ(イングランド)
対抗:シャフタール(ウクライナ)
伏兵:アタランタ(イタリア) 
大穴:ディナモ・ザグレブ(クロアチア)

 プレミアリーグ王者マンチェスター・Cの戦力、組織力はいずれも今大会の最高水準で、悲願のビッグイヤーに向けたモチベーションもすこぶる高い。1、2試合を残しての16強入りが濃厚だろう。

 見所は2位争いで、初出場のアタランタと常連のシャフタールが激しく火花を散らしそう。前者は攻守にアグレッシブなサッカーの完成度が高く、後者は例年通りブラジル人たちのスキルを前面に押し出すスタイル。総合力は甲乙つけがたい。

 大穴候補のD・ザグレブは、今夏の移籍市場で引く手あまただったにもかかわらず残留した天才肌のスペイン人MFダニ・オルモに注目だ。

第1節
9月18日(水)
シャフタール・ドネツク × マンチェスター・シティ
ディナモ・ザグレブ × アタランタ

第2節
10月1日(火)
アタランタ × シャフタール・ドネツク
マンチェスター・シティ × ディナモ・ザグレブ

第3節
10月22日(火)
シャフタール・ドネツク × ディナモ・ザグレブ
マンチェスター・シティ × アタランタ

第4節
11月6日(水)
アタランタ × マンチェスター・シティ
ディナモ・ザグレブ × シャフタール・ドネツク

第5節
11月26日(火)
マンチェスター・シティ × シャフタール・ドネツク
アタランタ × ディナモ・ザグレブ

第6節
12月11日(水)
シャフタール・ドネツク × アタランタ
ディナモ・ザグレブ × マンチェスター・シティ
【グループD】
WSD予想
本命:ユベントス(イタリア)
対抗:アトレティコ・マドリー(スペイン)
伏兵:レバークーゼン(ドイツ) 
大穴:ロコモティブ・モスクワ(ロシア)

 タレント力、組織力、実績のどれを取っても、ユベントスとA・マドリーの優位は動かないだろう。マウリツィオ・サッリ新監督の攻撃サッカーと親和性の高いアーロン・ラムジーとアドリアン・ラビオを中盤に、逸材マタイス・デリフトを最終ラインに加えたイタリア王者は、マンチェスター・Cやバルセロナとともに優勝候補の一角を占める。

 守備力に課題があるレバークーゼンに加え、32チームの中でも最弱の部類に入るL・モスクワとの一戦で、得点王候補のクリスチアーノ・ロナウド・ロナウドがどれだけゴールを荒稼ぎするか。ファンの興味が集まりそうだ。

 対抗馬のA・マドリーは陣容が大きく様変わりしたものの、ラ・リーガではここまで2位と上々のスタートをきった。攻撃自慢のレバークーゼンと戦う3〜4節で内容の伴った勝利を挙げ、敵地での5節ユーベ戦への弾みをつけたい。近未来のバロンドール候補と称されるジョアン・フェリックスに注目なのは言うまでもない。

第1節
9月18日(水)
レバークーゼン × ロコモティフ・モスクワ
アトレティコ・マドリー × ユベントス

第2節
10月1日(火)
ロコモティフ・モスクワ × アトレティコ・マドリー
ユベントス × レバークーゼン

第3節
10月22日(火)
アトレティコ・マドリー × レバークーゼン
ユベントス × ロコモティフ・モスクワ

第4節
11月6日(水)
ロコモティフ・モスクワ × ユベントス
レバークーゼン × アトレティコ・マドリー

第5節
11月26日(火)
ロコモティフ・モスクワ × レバークーゼン
ユベントス × アトレティコ・マドリー

第6節
12月11日(水)
レバークーゼン × ユベントス
アトレティコ・マドリー × ロコモティフ・モスクワ

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト9月19日号』より転載・一部修正
 


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