サウサンプトンに所属する日本代表DFの吉田麻也は、今冬の移籍市場で、新たな活躍の場を求めるのかもしれない。

 現地時間1月15日、日刊紙『Milliyet』を始めとする複数のトルコ・メディアは、国内リーグ3位の強豪トラブゾンスポルが、吉田の獲得に動き出していることを報じた。

 今シーズンの吉田は厳しい立場に身を置いている。開幕直後こそスタメンに定着していたが、プレミアリーグ第10節のレスター戦でチームが0-9という屈辱的な敗戦を喫すると、ポジションを若手CBのジャック・スティーブンスに奪われ、以降のプレミアリーグでの出場はわずか5分間だけとなっている。

 ベンチウォーマーに格を下げてしまった31歳のCBについて、サウサンプトンの専門メディア『Read Southampton』は、「ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の下で序列が低下したのは明らかだ」とレポート。そのうえで、「ヨシダとの契約更新の交渉は行なわれておらず、1月の移籍市場はクラブが移籍金を手に入れられる最後のチャンスだ」と記し、今年6月で契約が満了となる前に売却される可能性を示唆した。

 そんな吉田の獲得に興味を示しているトラブゾンスポルは、この1月の移籍市場でデンマーク代表CBであるサイモン・ケアの獲得を狙っていたが、ミランに出し抜かれて破談に。そのため、目下、新たなターゲットの迎え入れる準備を進めている。

 トルコ紙『Milliyet』によれば、トラブゾンスポルは吉田の他にクリスタル・パレスのフランス代表DFママドゥ・サコ、バレンシアのアルゼンチン代表DFエセキエル・ガライ、セビージャの元ポルトガル代表DFダニエウ・カリーソもリストアップしており、チームの条件に合う選手をふるいにかけている段階だという。

 果たして、吉田は8年間在籍したサウサンプトンと離れ、トルコでの新たなチャレンジを決意するのか。日本代表でも不動の地位を確立しているディフェンスリーダーの動向は森保ジャパンにも小さくない影響を及ぼすだけに、注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部