先日、ルイス・スアレスの4か月離脱を発表したバルセロナが、もうひとりアタッカーを失うことになった。ウスマンヌ・デンベレだ。

 17年夏にドルトムントから移籍してきて以降、故障癖に悩まされているフランス代表FWは、今シーズンも怪我を繰り返し、11月27日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのドルトムント戦で負傷してから、2か月以上も戦線を離脱。ようやく復帰に向けて準備をしつつあったが、先週のトレーニング中に以前から患っていた右足ハムストリングの故障が再発してしまった。

 右大腿二頭筋断裂と診断されたデンベレは現地時間2月11日、同じ個所を痛めたBチーム所属の安部裕葵とともにフィンランドで手術を受けた。クラブの発表によると、全治は6か月の見込みで、残りのシーズンはもちろん、6月に開幕するEURO2020への出場も絶望となった。

 スペイン紙『Marca』によると、4か月以上離脱する選手が出た場合、移籍市場がクローズしていても、特例として同じポジションの選手をスペイン国内から獲得できるため、バルサは代替選手の獲得を検討。レアル・ソシエダのウィリアン・ジョゼとアラベスのルーカス・ペレスをリストアップしているようだ。
 
 記事によれば、香川真司の同僚で、2部でゴールを量産しているサラゴサのルイス・スアレスやベティスのロレン・モロンや候補に挙がっているという。デンベレの代役というよりは、スアレスの離脱で事実上不在となっているCFタイプを狙っているということだろう。

 なかでも、ここまで8ゴールを挙げているウィリアン・ジョゼは、アレクサンダー・イサクのブレイクで急激に出番が減っており、最も獲得しやすいターゲットと言えるかもしれない。

 リオネル・メッシ、アントワーヌ・グリエーズマン、そして17歳のアンス・ファティと、FWが3枚だけになってしまったバルサ。この窮地をどう乗り越えるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部