ユベントスのオーナーで、自動車の製造・販売会社のフェラーリやフィアット・クライスラー・オートモービルズ(Fca)などを所有するアニェッリ家が、新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、イタリア市民保護局に1000万ユーロ(約12億5000万円)を寄付した。18日に『Tutto sport』紙が報じた。
 
 国家レベルの非常事態に対応するため、アニェッリ家が持つ投資会社『エクソール』と、その傘下にある『フェラーリ』、『Fca』、産業機械や商用車の製造・販売を手がける『Cnhインダストリアル』などが、150の人工呼吸器や高度医療機器などを外国から調達。トリノ県とピエモンテ州で使われるという。
 
 またACミランの元オーナーで、欧州議会議員のシルビオ・ベルルスコーニ氏も新型コロナウイルス対策を目的に、ロンバルディア州に1000万ユーロを寄付した。ミラノ市内にある広大な見本市会場に、400もの集中治療室の設置する費用に使われるという。自身が所属する政党『forzaitalia』のインスタグラムで発表した。

 加速度的に感染者が増え続けているイタリア。このような動きが一助となり、事態が一刻も早く収束に向かうのを祈るばかりだ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部