いい意味で予想を裏切るパフォーマンスを見せているのが、マンチェスター・ユナイテッドの新戦力、オディオン・イガロだ。

 ユナイテッドは1月15日のウォルバーハンプトン戦(FAカップ3回戦・再試合)で、エースのマーカス・ラッシュフォードが腰を負傷して戦線を離脱。その代役として、中国の上海緑地申花でプレーしていたこのナイジェリア代表FWに白羽の矢が立ち、今冬の移籍マーケット最終日に半年間のレンタルで加入した。

 30歳という年齢に加え、トップレベルとはいえない中国リーグでプレーしていたということもあって、移籍当初は懐疑的な声もあった。だが、ここまで公式戦8試合で4ゴールと結果を残し、オレ・グンナー・スールシャール監督とファンの信頼を掴みつつある。

 中国で週給30万ポンド(約4200万円)の高給を得ていたにもかかわらず、約40パーセントという大幅な減棒を受け入れて少年時代から夢見ていたマンU行きを選んだというストーリーも、サポーターに受け入れられる一因になったか。
 
 もっとも、英紙『The Sun』によれば、イガロはその給与減額を補填する形で、様々なボーナス契約を結んでいるという。例えば、1ゴールにつき8000ポンド(約112万円)のインセンティブが受け取れる。ここまで4得点だから、早速3200ポンド(約450万円)を稼いだと、記事は綴っている。

 さらに、プレミアリーグなら、自身がベンチ入りしてチームが勝利すれば9000ポンド(約126万円)、引き分けなら3000ポンド(約42万円)の臨時収入があり、チャンピオンズ・リーグ出場権やタイトルの獲得などで付与されるものもある。

 現契約に買い取りオプションは含まれていないものの、スールシャール監督は、イガロを完全移籍で買い取る可能性を示唆している。シーズン再開後のイガロの活躍、そしてどれだけのボーナスが受け取るかも注目したい。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部