長谷部誠と鎌田大地が所属するドイツ1部のフランクフルトは、3月19日に新型コロナウイルスに感染した選手が確認されたと発表(名前は未公表)。すでにすべての選手やスタッフが14日間の自己隔離(自宅待機)となっている。

 さらに21日、クラブの公式HPで別の選手からも陽性反応が出たと発表。一次検査の結果では23名が陰性だったと報告されているが、その後に陽性が判明したようだ。

 現地サッカー専門誌『kicker』によれば、現在ブンデスリーガは4月2日までの中断が決まっているが、ドイツ・フットボールリーグ機構(DFL)は5月以降に無観客でリーグ戦を再開させたい方針だという。だが、ドイツでは22日までに感染者が2万人を超え、ウイルスの感染拡大が進んでおり、再開のめどが立っていないのが実情だ。

 現地メディア『Bandera County Courier』は、ベルリンにある細菌やウイルス学に長じたシャリテ医科大学で学部長を務めるクリスチャン・ドロステン教授が「サッカーは数か月不要なものになる」とのコメントを報じている。

「近い将来に、スタジアムが再び観客で満たされるということは信じ難い。無駄なことだ。来年のこの時点まで、それは叶わない可能性だってある。

 サッカーを楽しむ人たちは美しいが、生きる上で重要ではないものはしばらく避けるべきだ」

 ドイツ政府はメルケル首相が「国民の6〜7割が感染することも考えられる」と警鐘を鳴らし、不要不急の外出自粛を求めた。学校が閉鎖され、飲食店などの営業が禁止されるなど抜き差しならない状況が続いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部