ミランに衝撃だ。クラブは現地時間3月21日、マルディーニ親子が新型コロナウイルスに感染したと発表したのだ。
 
 クラブ史上最高のレジェンドで、昨夏からテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ(51歳)は、感染の自覚症状が出て20日のテストで陽性に。またその次男で、今年2月にトップチーム・デビューしたFWダニエル・マルディーニ(18歳)も、陽性反応が出たという。
 
 ミランは「パオロもダニエルも元気です。2週間の自宅待機中に他人とは接触しておらず、現在は保健当局の指示に従って隔離されています」と発表している。
 
 イタリアにおけるウイルス感染拡大を受けてミランは、ミラネッロ(トレーニングセンター)とカーザ・ミラン(クラブオフィス)をいち早く閉鎖するなど対策を施してきたが、残念ながら初の感染者を出してしまった。
 
 サッカークラブではミランやインテル、アタランタ、ブレッシャなどが本拠を置くロンバルディア州は、イタリアでもっともウイルス感染が広がっている地域で、21日時点で2万5515人が感染し、3095人が死亡(イタリア全土では4825人)。同日夜にはイタリア全土がスーパー、薬局、銀行、郵便、交通機関などを除くすべての企業活動が停止となり(当面は4月3日まで)、さらにロンバルディア州では屋外での他人との接触や運動の禁止、自動販売機の使用停止などさらに厳しい措置が取られている。
 
 イタリアの他クラブでも感染者は日に日に増えており、3月9日を最後に休止されているセリエAが再開される目処は、現時点でまったく立っていない。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部