当然ながら、補強というのは難しい。獲得に要した移籍金が高額で、期待値が大きければ大きいほど、それに見合った結果が出なければ批判を浴びる。

 3月22日、スペイン紙『Marca』の英語版は、レアル・マドリーとバルセロナのラ・リガ2大クラブにおける過去20年の補強ワーストイレブンを報じた。移籍金、評価、加入時の熱狂ぶりなどを基準に、同紙が選定したものだ。

「21世紀の補強ワーストイレブン」のマドリーからの“受賞者”は以下のようになった。

【GK】
キコ・カシージャ

【DF】
ダニーロ
ジョナサン・ウッドゲイト
ワルテル・サムエル
テオ・エルナンデズ

【MF】
アシエル・イジャラメンディ
ヌリ・シャヒン
ジュリアン・フォベール
ロイストン・ドレンテ

【FW】
ハビエル・サビオラ
アントニオ・カッサーノ
 
 一方、バルセロナから選ばれたのは、こちらの11人だ。現ヴィッセル神戸のトーマス・ヴェルメーレンも名を連ねている。

【GK】
リシャール・ドゥトルエル

【DF】
マルティン・カセレス
ドミトロ・チグリンスキ
ジェリー・ミナ
トーマス・ヴェルメーレン

【MF】
アレクサンドル・ソング
アンドレ・ゴメス
リカルド・カレスマ
ファン・ロマン・リケルメ
フィリッペ・コウチーニョ

【FW】
ズラタン・イブラヒモビッチ

 もちろん、両クラブとも目玉補強が思うように機能せず、批判されるケースはほかにも少なくない。今季も、例えばバルサはアントワーヌ・グリエーズマン、マドリーならルカ・ヨビッチなど、期待値に見合うだけのパフォーマンスか疑問符がつく選手たちもいる。

 一方で、「ワーストイレブン」に選ばれた選手たちの能力だけの問題ではないことも確かだ。他クラブや現在所属するクラブで活躍し、チームの中心として重要な役割を担った(担っている)選手も数多い。

 今後、両クラブの補強から上記の「ワーストイレブン」を更新する選手は出てくるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部