新型コロナウイルスの影響によって、各国リーグが中断を余儀なくされている。

 4月7日に緊急事態宣言が発令した日本でも、Jリーグの再開の目途は一向に立っていない。村井満チェアマンは「もどかしい日々が続いてしまうことを誠に申し訳なく思う」と語っている。

 そうしたなかで、Jリーグへの想いを明かした助っ人MFがいる。ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタだ。

 一昨年の夏に電撃加入して以来、その妙技で神戸サポーターのみならずJリーグファンの心を鷲掴みにしたスペイン・サッカーの至宝は、この“コロナ騒動”の最中にもSNSなどを通じて情報を発信。鬱屈をした日々を送るサッカーフリークたちを楽しませている。

 そんな異国の地で活躍を続けるイニエスタの去就は“パンデミック”の最中にあっても注目を集めている。

 今年1月末には古巣バルセロナからの短期レンタルによる復帰やアルゼンチンの名門エストゥディアンテスへの電撃移籍などが囁かれ、日本でも小さくない話題となったのは記憶に新しい。
 
 しかし、その都度、日本でのプレー続行を主張してきたイニエスタ。その気持ちは今も変わらないようだ。現地時間4月7日、スペインのラジオ局『Onda Cero』の番組「El Transistor」で、こう答えたという。

「バルセロナに戻るか? 僕は今のところでサッカーを続けたいと思っているよ。それに今回のことで、ある意味のリラクゼーションを得られたから僕は長くプレーができると思うんだ。それに2021年まで契約は結んでいるからね」

 神戸との契約満了後のことは明かさなかったものの、あくまで契約を尊重する意向を示したイニエスタは、さらにこう続けている。

「今年の僕はとてもやる気が漲っているし、もう一度、プレーして、ボールとピッチでその感情を味わいたいんだ」

 神戸でタイトルを目指すことを選択したイニエスタ。少なくとも来シーズいっぱいまでは、その美技に酔いしれることができそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部