コロナ禍により、ラ・リーガは再開の目処が立っていない。各クラブの財政は深刻な打撃を受け、今夏の移籍市場では「高額なディールは行なわれない」との見方が少なくない。

 そんななか、スペイン紙『Marca』は「ジネディーヌ・ジダン監督はプランA、プランB、そしてプランCという3つのチームを持つことができる」として、レンタル選手も含めた現状の保有戦力を整理し、来季を占っている。

 プランAは現状のベスト布陣。システムは4-3-3で、GKはティボー・クルトワ、DFラインは右からダニエル・カルバハル、セルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァランヌ、フェルラン・メンディ。中盤は、カゼミーロ、トニ・クロース、フェデリコ・バルベルデの3枚で、3トップはヴィニシウス・ジュニオール、カリム・ベンゼマ、そしてエデン・アザールだ。

 プランBは、現在レンタルされている選手も含めたバックアップメンバーだ。ファーメーションは同じく4-3-3で、GKはアンドリー・ルニン(オビエド)、最終ラインはアシュラフ・ハキミ(ドルトムント)、エデル・ミリトン、ナチョ、マルセロ。中盤は、ルカ・モドリッチ、イスコ、マルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダ)で、前線はマルコ・アセンシオ、ルカ・ヨビッチ、ガレス・ベイルとなっている。
 
「今シーズン、ジダンのプランにかろうじて入った11人」として紹介されたプランCは、AB以外の既存選手&レンタル組で構成。システムは3-4-3で、GKはリュカ・ジダン(ラシン・サンタンデール)、DFはアルバロ・オドリオソラ(バイエルン)、ヘスス・バジェホ(グラナダ)、セルヒオ・レギロン(セビージャ)。中盤4人はルーカス・バスケス、久保建英(マジョルカ)、ダニ・セバジョス(アーセナル)、ハメス・ロドリゲス、そして3トップはブラヒム・ディアス、マリアーノ・ディアス、ロドリゴだ。

 うち、「ダニ・セバジョス、オドリオソラ、レギロンはジダンの来季のプランに入っていない」とし、ブラヒムとハメスに関しては「価値は高いが、このチームでは構想外」と言及。久保については、「将来のプランに入る選手で、現在はレンタルされている」と綴られている。また、今冬に加入した18歳のレイニエールは、「居場所がない」としており、Bチームかレンタルが有力視されている。

 現状では久保はプランC、すなわち3軍扱いだが、そこにも入れなかったレンタル組がいるなかで、一定の評価を得ていると言える。EU圏外枠の問題もあり、来季もレンタルが有力視されているが、はたしてーー。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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