フランスとオランダは、シーズン打ち切りを決定した。そのほかの欧州主要リーグは、今のところ再開とシーズン完遂を目指しているが、先行きは不透明だ。

 マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロは、再開への懸念を示している。英公共放送『BBC』によると、母国アルゼンチンの『El Chiringuito』で「大半の選手は恐れている。子どもや家族がいるからね」と話したという。

「僕も怖いよ。ただ、恋人とここにいられて、ほかの人とは接触しない。家の中にこもっている。感染の可能性があるのは恋人だけだ」

 アグエロは「感染していても症状がない人たちがいて、だが他人に感染させる。だから、自分は家にいるよ。病気かもしれないけど、それも分からない」と続けた。

「(仕事が再開になったら、チームメートたちは)かなりナーバスになり、すごく慎重になるだろう。このすべてが終わるように、早くワクチンが見つかることを願っている」
 
 練習、そしてその後の試合再開に向けたプロセスが議論されているが、ブライトンのグレン・マレイは、マスクを着用したうえでのトレーニングに疑問を投げかけた。

 36歳のベテランFWは「マスク着用は不快感になる。自然じゃない。かなりの茶番だよ」と述べている。

「みんながサッカー再開を望むのは分かる。ただそれは、適切なタイミングに思慮深いかたちでなされるべきだ。全員の安全を保てるようにね。練習や試合の場に救急車があるだろうけど、NHSからそれらを奪うのはフェアなのか? 分からない。2チームだけでなく、もっと多くの人が関係し、危険にさらされるんだ」

 さらに、マレイは「みんな状況が違うんだ。僕は子どもがいる。危険にさらしたくない」と続けた。

「生まれたばかりの赤ちゃんがいる選手たちもいる。高齢者の親たちと暮らす選手たちもいる。本当に、意見をまとめるのが難しい状況なんだ」

 シーズンを再開すべきなのか、可能なのか、それを望むのか、様々な声があるのは事実だ。各国リーグはどう判断するのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部