かつてメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーでもプレーしたメキシコ代表FWが、引退後の夢を明かした。現地誌『GQ』のインタビューで明かしたと米スポーツチャンネル『ESPN』が報じている。

 ドス・サントスは現在、母国リーグのクラブ・アメリカでプレーを続けている。しかし、30歳の今、引退後はファッション業界に進出したいと考えているようだ。

「現役を退いたら、サッカーに関わっていないと思う。もともと、見るのは好きじゃないんだ。サッカーのことだけを考えるのも好きではないし。それ以外のことにチャレンジしようと思っている」

 さらに、具体的な夢をこのように語った。

「今はもちろん一番はサッカーだけど、ほかにもファッションとか、趣味とか、自分の心を豊かにしてくれるものがある。デイビッド・ベッカムとか、ヒデトシ・ナカタから刺激を受けているよ。モデルになりたいとは思わないけど、自分のアパレルブランドは作ってみたい。時計にも興味があるね」
 
 ベッカムと中田を憧れのファッションアイコンに挙げたドス・サントスは、かつてロンドン五輪で金メダル獲得に貢献した。今夏に予定されていた東京五輪にも、オーバーエイジ枠で参加するのではないかと報じられていたひとりだ。

 オリンピック参加について、名アタッカーはこのように答えている。

「興味がないわけではないし、呼ばれたら行くよ。オリンピックは僕にとっても夢だ。ただ、呼ばれなくても僕は幸せだよ。メキシコには常に素晴らしいリーグがあるので、ここで十分に幸せを感じている」

 メキシコ代表まで上り詰めた名手は、かつてスペインの名門バルセロナの下部組織で育ち、リオネル・メッシとともにクラブの未来を担う存在として期待されていた。だが、現役を離れた後はサッカーとは異なる道への期待に胸を膨らませているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部