レアル・マドリーからマジョルカにレンタル中の久保建英の去就が、現地でも注目を集めている。

 これまで有力視されてきたのが、レアル・ソシエダへのレンタルだ。現在4位と躍進を見せるチームを牽引するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーを保有権を持つマドリーがレンタルバックし、代わりに同じ技巧派レフティーの久保を貸し出すというプランだ。

 一方で、マドリー専門メディア『Bernabeu digital』は4月30日、マドリー通で知られるトマス・ゴンサレス=マルティン氏にインタビューをして掴んだ情報として、「ソシエダがマドリーに貸出しを要望しているのは、日本代表MFではなくレガネスのオスカル・ロドリゲスだ」と伝えてもいた。
 
 だが、まだ何も決まっていないようだ。5月7日、移籍を中心に取り扱うウェブメディア『Fichajes.net』は、久保の去就について次のように伝えている。

「18歳の日本人選手は、ビセンテ・モレーノ監督率いるチームで重要な役割を果たしている。だが、(マドリーに復帰するには)まだ不十分であり、マジョルカでのレンタルが終われば、再びローンに出されるだろう。その有力な候補はレアル・ソシエダだ」

 そして、やはりポイントはウーデゴーの動きになるようだ。このノルウェーの“神童”は「(役割が重なる)ルカ・モドリッチが残留するかどうかで、ソシエダでの2年レンタルを全うするか、マドリーに早期復帰するかを決断しようとしている」と記事は伝えている。

 そして、ソシエダにすんなり決まらない場合は、現在3位のセビージャや、その宿敵ベティスなどが久保の受け入れに興味を持っているという。

 コロナ禍で財政状況が厳しい各クラブにとって、加速度的に成長している“日本の至宝”をレンタルで手中にできれば、願ったり叶ったりだ。争奪戦は、思った以上に熾烈を極めるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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