6月26日、アジア・サッカー連盟(AFC)は、アジア人選手がワールドカップで決めた最も優れたゴールを選出する企画を発表。公式サイトでファンに投票を呼び掛けている。

 AFCは「4年ごとに開催されるワールドカップは、世界中の何百万人ものファンの心に火をつける。今年の6月と7月、AFCではこれまでの素晴らしいゴール20選を紹介し、地球上で最も偉大な大会に対してのアジアの貢献を改めて認め、最も優れたゴールを決める」としている。

 ノミネートは1966年のイングランド大会から、2018年ロシア大会までに記録されたゴールが対象。今回紹介されているのは「セミファイナル1」とされ、20選のうち10ゴールだ。日本人選手では、2010年の南アフリカ大会で本田圭佑が決めた直接FKと、2018年ロシア大会で乾貴士が突き刺したミドル弾がノミネートされている。

 本田の一発は、2010年6月24日に行なわれたグループリーグ第3戦デンマーク戦で生まれた。17分に獲得したFKを、得意の左足でゴール左隅に突き刺す。飛び上がって喜んだ背番号18は、日本サポーターの前で咆哮。「35ヤードほどの距離から、GKトーマス・ソレンセンを翻弄し、勝利に導いた」(AFC公式)と称えられている。

 2018年7月2日に行なわれたベルギーとの決勝トーナメント1回戦でファンを衝撃を与えたのが、乾のミドルシュートだ。ベスト8進出をかけた一戦で、原口元気の先制点で1点をリードして迎えた52分に、乾がエリア外から右足を振り抜き、強烈な一撃をネットに突き刺す。

 AFCは「優勝候補の一角を相手に、イヌイがリードを広げる一発を決め、日本のファンはこれ以上のない祝福の気持ちに満ちていた。ゴールから25ヤード先でボールを受けた乾によって、GKのティポー・クルトワは無力化された。スペインで戦うウインガーは、素晴らしい大会の象徴となった」と紹介。日本はこの試合で大逆転負けを喫したが、結果を踏まえてもなお、「ベストゴールにふさわしい」と評している。

 そのほか、元韓国代表パク・チソンが2002年日韓大会で決めた一発や、元オーストラリア代表FWのティム・ケイヒルが2014年ブラジル大会で披露したボレー弾などが選出されている。

 公式サイトでは7月3日まで投票を受け付けており、残りの10選は「セミファイナル2」として7月に紹介されるようだ。日本代表のメモリアルゴールは、果たしてファイナル進出を果たすだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部