現地時間6月16日、ブンデスリーガの最終節が開催され、大迫勇也が所属する17位のブレーメンは、14位のケルンと対戦した。

 すでに自力残留の可能性が断たれているブレーメン。同時キックオフとなっている16位のデュッセルドルフの結果次第ながら、勝てば残留の芽が残されている一戦で、前節にゴールを決めて調子を上げている大迫は3-4-2-1の最前線で先発起用された。

 40年ぶりの降格を避けるためにも絶対に負けられないブレーメンは、序盤から積極果敢なフォアチェックを披露。10分過ぎからはワンサイド気味に試合を推し進めた。

 チームが攻勢を強めるなかで、魅せたのは、古巣対戦のサムライ戦士だった。22分、M・エッゲシュタインのシュート性の鋭いパスをエリア内で巧みにコントロールした大迫が、冷静にゴール右上隅を射抜いたのだ。

 大迫の2試合連続弾で先手を取ったブレーメンは、5分後に敵エリア内に強引に切れ込んだラシツァが追加点をゲットすると、29分にはフュルクルクがチーム3点目をねじ込んで、ケルンを突き放した。

 怒涛のゴールラッシュを決め込んだブレーメンは、その後も攻勢を強め、主導権を握ったまま、ハーフタイムを迎えた。
 
 前半終了時点でデュッセルドルフがウニオン・ベルリンに0-1とリードされていたため、このまま勝てば、昇格プレーオフに回る16位に浮上できるブレーメンは、後半も攻め手を緩めない。

 そして、55分に4点目をもぎ取る。敵陣でドリブル突破をしたラシツァのミドルシュートのこぼれ球をクラーセンが押し込んだのだ。

 後半も幸先よく得点を奪ったブレーメンは、なおも攻め続けると、58分には大迫が再び見せる。右サイドを突破したゲブレセラシエのマイナス気味へのクロスを冷静に流し込んで自身2点目を挙げた。

 大迫のドッペルパック(1試合2得点)で試合の趨勢を定めたブレーメン。62分にはドレクスラーに決められて一矢報いられたものの、68分には途中出場のサージェントがゴールをねじ込んで再び5点差とすると、その後は危なげなく時間を消化。結局、6-1で快勝した。

 崖っぷちの最終節で大勝したブレーメンは、他会場でデュッセルドルフがウニオン・ベルリンに0-3で敗戦したため、自動降格圏を脱して16位に浮上。この結果、現地時間7月2日に開催される昇降格プレーオフに回ることが決定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部