NWSL(アメリカ女子プロサッカーリーグ)のチャレンジカップが6月27日に開幕した。今季は新型コロナウイルスの影響で、ユタ州の2つの会場で、約1か月間にわたって短期集中開催される。

 先日、参加予定だったオーランド・プライドが、コロナウイルス検査で陽性判定者が続出し出場を辞退したため、8チームにより順位が争われる。

 現地時間27日には2試合が開催された。人種差別や警察による暴力への抗議として、試合前練習で選手は「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)」と書かれたTシャツを着用。国歌斉唱では片膝をつき、抗議を表明した。

 オープニングマッチとなった第1試合では、ノースカロライナ・カレッジが2−1とポートランド・ソ―ンズを下した。
 
 第2試合では、永里優季が所属するシカゴ・レッドスターズと、横山久美が所属するワシントン・スピリッツの日本人対決となり、2−1でワシントンが勝利を収めた。

 試合は両なでしこFWがそれぞれスタメン出場を果たした。永里はシカゴのワントップを務め、横山はワシントンの右ウイングで先発。

 ワシントンは、8分に10番を背負うMFローズマリー・キャスリーン・ラヴェルがゴール前のこぼれ球に詰め、豪快にシュートを叩き込み先制に成功すると、後半立ち上がりにFWのアシュリー・ハッチが相手のバックパスの連係ミスを突き、GKからボールを奪い追加点を決めた。

 シカゴも51分にモーガン・ブライアンが1点を返すものの、その後は相手GKの好守に阻まれ同点とすることができず、2−1でタイムアップを迎えた。

 それぞれ先発したなでしこFWたちも、この日は大きな見せ場がなく、横山は64分に交代。永里も73分にピッチを後にした。

 NWSLのチャレンジカップの次節は、現地時間6月30日に2試合を開催予定。ヒューストン・ダッシュ対ユタ・ロイヤルズのほか、なでしこジャパンの籾木結花が加入したOLレインと、川澄奈穂美擁するスカイ・ブルーFCの日本人対決が予定されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部