現地時間6月27日に行なわれたブンデスリーガ最終節で、ケルンと対戦した17位のブレーメンは6-1で大勝。同時開催となっていた16位のデュッセルドルフが昇格組のウニオン・ベルリンに0-3で負けたため、逆転で自動降格を回避した。

 勝利が絶対条件だった大一番で、千両役者ぶりを見せつけたのが、日本代表FWの大迫勇也だ。

 3-4-2-1の最前線で起用された大迫は、序盤から積極的に攻撃を絡む。そして22分に敵ペナルティーエリア内で正確なトラップからゴール右上隅を射抜いて先制点をもたらすと、チームが4-0とした58分にはカウンターから試合の趨勢を定めるゴールを流し込んでドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

 怒涛のゴールラッシュの火付け役となり、チームを文字通り窮地から救い出したサムライ戦士に、地元メディアは高い評価を与えている。
 
 地元紙『Kreiszeitung』は寸評採点において、大迫に「1」と最高点を付けたうえで、「圧巻だった。最初こそ当たり障りないシュートが2本あったが、非常に貴重な先制点を見事に決め、大きな存在感を発揮し、生き生きとしていた。そして巧みな連動で5点目も決めた」と褒めちぎった。

 さらに日夜ブレーメンの動向を追っているドイツ紙『Weser Kurier』も、チーム最高評価タイの「2」を与え、次のように評した。

「22分のシュートは落ち着いたトラップからより正確に狙いを定めたゴールだった。さらに彼は58分にもネットを揺らしてダブルを達成。これ以上にないパーフェクトな出来だった」

 シーズン終盤で4戦4発と、ここにきて“半端ない”パフォーマンスを披露しているストラカーはブレーメンを奇跡の1部残留に導けるか。昇降格プレーオフでの活躍に期待が高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部