ブンデスリーガは現地時間6月27日に最終節を迎え、無事に全日程が終了した。パーダーボルンに3−2で勝利し、9位でフィニッシュしたフランクフルトのアディ・ヒュッター監督がインタビューに応じている。

 現地紙『Frankfurter Rundschau』に登場した指揮官はまず、今季の成績について、「悪くないと考えている」と語った。

「メディアは悪いことに目を向けがちなので、正直めんどうに感じることもある。だが、今シーズンを通じてチームが悪かったとは思わない。批判が適切であれば、もちろんその意見は受け止めるが、3トップを失っても56ゴールを挙げられたのはとても良かった。チームも、私自身も勇敢であったと感じている」
 

 また、長谷部誠についてはこのように話している。

「君たちがマコト・ハセベを高く評価していることは知ってるけれど、私もそう思うよ。彼は、私の一番好みのプレーヤーだ。36歳になっても選手として格式を体現するプロフェッショナルだからだ。年齢的な問題で54試合に出られなくなってしまったが、マコトの目は優れた先読みマインドを持っている。マルティン・ヒンターエッガーとは異なるタイプだが、ふたりが一緒にプレーすることで、我々のチームのビルドアップは見違えるんだ」

 さらに、来季のチーム構想について語ったくだりでは、鎌田大地の名を挙げている。

「もっと前線からプレスをするようなチームをイメージしている。我々にはダイナミックさが少し欠けていることも自覚している。ただ、これからほかの選手が加わるかもしれない。ただ、ダイチ・カマダを引き留めた決断は正しかったと喜んでいるよ。今の彼はチームにとって絶対的な、クリエイティブなブレーンだ。サッカー選手として、そして人として、見事に自分自身を表現してくれた。私にとっては、今年最もポジティブな存在だった」

 日本人コンビが来シーズンもチームに不可欠な存在なのは、間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部